けん玉 けん玉練習 タコ焼き一丁
けん玉:種類(写真1) けん玉:練習(写真2) けん玉の技:たこやき一丁(写真3)

 にしおかでは次世代を担う子どもたちの集中力を深めたいと考えています。さて、1年生の生活科ではその道の専門家にお願いし出前授業をしていただきました。日本けん玉協会公認指導員の川村先生(6段)、林先生(4段)です。1月22日(月)多目的教室で様々な技に挑みました(下写真)。

けん玉教室 「けん玉教室」開催・・・日本けん玉協会は、けん玉の基本理念を「けん玉道」と称し、正式な作法を定めこれを指導し普及に努めておられる。その役割を担っておられるのが、けん玉歴26年の川村先生と林先生だった。 協会のホームページによると、けん玉は脳へ好影響をおよぼすらしい。現在のけん玉は、「けん」と「大皿・小皿」、それに「玉」の組み合わせでできている。「玉」は約40cmの糸で結ばれており、これをうまく操って玉を大皿、小皿に乗せ、けん先で受け止めとめるとそこから数え切れないほどの技が出てくるのだ。けん玉の動作は集中力を鍛える。1年生では遊びながら集中力を高めて欲しいと「けん玉教室」が開催されたのだった。

 西丘小多目的室 1月22日 2限~4限  先生が前に立つ。基本スタイルのけん玉を首にかけ、けん玉の歴史を語られた。まず先生は、1級から10級までのけん玉の技や種類(写真1)を紹介し、1級:灯台、2級:世界一周、3級:日本1周・・6級:とめ剣・・・10級:大皿、などなど模範演技をされた。すごい。1年生は拍手喝采だ!にしおかにはけん玉協会公認けん玉をクラス分用意している。ではやってみよう。ということで基本の持ち方を先生から教わる(写真2)。皿に乗るたびカチコチ、カチコチと音が響く。ウォーミングアップをすませ、全員で「たこやき一丁」ゲームに挑戦する。「たこやき一丁」ゲームとは、けん玉の技のひとつである。床に置いた玉をけんを引いて転がし転がってきた玉を一度とめ、狙いをさだめてけんで中心の穴をさす。刺さったら「たこやき一丁」と多目的室の中心で叫び立ち上がる。1番に立ったら優勝だ。気持ちは目の前のたこ焼き、いや玉に全集中する。先生「たこやき1丁ゲームを始めます。では、はじめ!」玉がいっせいに転がった。いったん止める。これがなかなか難しい。止まった。突き刺す!刺さった。多目的室に「たこやき一丁!」が連呼だ。「たこやき一丁!」「たこやき一丁!」あちこちでたこやき一丁の声が響く(写真3)。けん玉の響きは平和の響きだ。カチコチ。カチコチ。

けん玉や 平和を祈り 響く音