6月17日(土)創立150周年記念事業として「桜井谷小学校の遺跡を学ぼう!」(桜井谷子ども教室)を実施しました。正門入って、右側の奥にフェンスでかこまれた遺跡があります。昨年度できた豊中市立郷土資料館より初代館長さんにお越しいただき、古墳と近くの報恩寺さんの説明をしていだきました。校内にある遺跡は、「中井山3号古墳」といって6世紀の終わり~7世紀のはじめにつくられた円墳(直径16m)で横穴式石室(幅1.2m長さ6.4m)にめずらしい焼き物のひつぎ(陶棺)が置かれていたそうです。桜井谷で須恵器づくりを率いた豪族の墓だと考えられています。昭和41年(1966年)8月29日に桜井谷小学校に移し復元保存されました。明治時代に大阪造幣局にまねかれた技師のウイリアム・ゴーランドさんという人がこの遺跡も調査して多くの資料をイギリスの大英博物館におさめられたそうです。焼き物で棺を作っているのは、とても珍しいそうです。

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