(3年学級通信より)

 国語の「俳句に親しもう」という単元で俳句作りに挑戦しました。

 俳句を作る際に、五七五の音を意識すること、季語を必ず入れること、「サラサラ」「トントン」などのオノマトペや、気持ちを表す言葉を使わずに擬人法を用いて書くことを学習しました。子どもたちは、好きな季節の様子を思い浮かべ、俳句を詠んでいました。

 クラス全員の俳句を集めると、春夏秋冬それぞれの俳句が出来上がりました。それに、挿絵を入れることによって、より状況が伝わるすてきな俳句が完成しました。

 一生懸命、手の指を使って、楽しみながら音を数えていた姿が、どの子もかわいらしく印象的でした。

3年俳句集(一部を紹介します)

冬が来て オリオン座が 目をさます

ささやかな 風がふいたよ 春の声

秋の葉が 風にゆらゆら 旅へ行く

夏休み 太陽みたい 元気な子

通きん時 電車が走り セミはとぶ

遠山で 朝の日の出で 雪とける

太陽が ギラギラ光る 夏の朝

ゆさゆさと ゆれる葉の音 もみじの葉

えん筆が サラサラ歩く 夏の朝