豊中市には、「豊中市教育振興計画」という計画があります。もしかしたら、あまり知られていない計画かもしれません。そこで今回、保護者の皆様に紹介させていただきます。

この計画は、豊中市の教育の中・長期的な目標や基本的な方向性が示されてます。そして、市教育委員会の施策がこの計画に基づいて行われています。

こちら(豊中市ホームページ「豊中市教育振興計画」)

この「豊中市教育振興計画」は、平成22年(2010年)3月に策定され、現在は「第2期」の計画となります。計画期間は、令和3年度(2021年度)から令和10年度(2028年度)までの8年間。4年後に中間見直しを行うとされています。

冒頭「はじめに」の中で、岩元教育長が次のように述べておられます。

「子どもから大人までのつながりを大切にしながら、豊中の市民・子どもたちが夢や希望を持って力強く生きていけるよう、本計画では本市教育の基本理念を『豊かな夢を子どもたちに ともに描く学びと創造のまち とよなか ~大きな夢を抱いて ほがらかに生きよう*~』と設定しました。
これからの教育は学校だけで完結するものではなく、学校園、家庭、地域、市・教育委員会・関係機関が基本理念を共有し、相互に連携・協働して取り組むことが肝要であり、市民の皆様のご協力をいただきながら「教育文化先進都市とよなか」の教育を推進してまいります」と。

3月末に策定され、校内教職員には校務支援システムで共有させていただいているところです。保護者の皆様もお時間があるときにご覧いただければ幸いです。

 

*豊中市名誉市民でノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎さんから、本市の若者や子どもたちに「大きな夢を抱いて ほがらかに生きよう」とのメッセージを贈っていただだいています。

(参考)豊中市ホームページ「南部陽一郎さん(平成23年9月7日 豊中市議会議決)」