新型コロナウイルス 変異株への対策について
変異株の感染が拡大しています。
文部科学省の「学校における新型コロナウイルス感染症 に関する衛生管理マニュアル ~「学校の新しい生活様式」~ (2021.4.28 Ver.6)」が4月28日に更新され、早速確認していると、変異株に係る最新の知見と対策について追記されていました。
学校衛生管理マニュアル(Ver.6)の主な改訂箇所(一部)について、以下の通りとなっています。
1.感染状況のデータ及び分析結果の更新
児童生徒や教職員等の感染状況について、4月15 日までに文部科学省に報告のあったデータや厚生労働省等が公表した情報を基に分析し、結果を更新。
・児童生徒の感染状況について、各学校種の感染経路の傾向に大きな変化は見られない
(小・中学校は「家庭内感染」が最多、高校生は「感染経路不明」が比較的高い割合)
・教職員の感染状況について、従来と同様に、「感染経路不明」が最多
・5人以上の複数感染者の発生率は、従来と同様に、高校で高い
・10 人以上の感染事例を分析すると、従来と同様に、高校の部活動が関係した事例が多い
2.変異株に係る知見及び対策の追記
変異株の罹患率や対策について、最新の知見を踏まえて追記。
・従来よりも感染しやすい可能性がある変異株(N501Y)は、子供が大人より感染しやすいということはなく、どの年齢であっても感染しやすい可能性がある
・従来株と比較すると、変異株の子供への感染力は強い可能性がある
・現段階では、15 歳未満で明らかな感染拡大の傾向は見られない
・変異株への対策については、従来株と同様に、3密の回避、マスク着用、手洗いなどの基本的な感染症対策を推奨
最後に述べられていますが、変異株への対策については、本校では従来株と同様に、3密の回避、マスク着用の徹底、手洗いの徹底、換気の徹底などの基本的な感染症対策に、引き続き取り組んでまいります。
(参考)
●感染症の専門家へのインタビュー動画(文部科学省チャンネル)
子供たちの感染状況と学校の感染対策 - YouTube(国際医療福祉大学 医学部 和田 耕治 教授)