学校だより6号_2014年度
であいとつながりをもとめて
~仲間のために行動する
やさしさを持って~
生徒会では、今年度のスローガン決定に向け、生徒全員よりとったアンケートをもとに、執行部を中心に話し合いをすすめてきました。そして、生徒議会や学級討議の時間等を使って話し合い、スローガン・方針が決まりました。20日(金)の生徒会朝礼の場で、執行部から説明・確認がありました。一人ひとりにとって居場所があり、仲間とつながっている実感のもてる、そんな六中をお互いに力を合わせて創りあげていこうという願いが込められていると思います。それが「周りを見て気が付き行動する。仲間のために行動できるやさしさを持とう!」という意味を込めてのスローガンとなったと思います。方針1~4は、そのスローガン達成に向けて学校生活の中で具体的に実践していく視点となります。
スローガン「視野の拡大 ~仲間のために行動するやさしさを持って~」
方針1:仲間の輪 支えあれば、仲間とつながれる!!
方針2:ルール ルールを守れば相手も自分も笑顔になれる
方針3:メリハリ 自らの心にメリハリを・・・。
方針4:礼儀 礼儀を身につけよう、あいさつをしよう、仲間の輪を広げるチャンス
この間、校外行事(校外学習・キャンプ・修学旅行)等で、六中生の「前向きに一生懸命頑張る力」「仲間の良さや意外な一面と出会い直せる力」を強く実感してきました。
だから、きっとスローガン・方針を生徒全員の力で達成してくれるものと考えています。
◆「救命救急講習」(1年)を実施しました
◆教育実習が終わりました
★六中の皆さんへ
皆さんのお陰で楽しく有意義な毎日を過ごすことができました。6中に来るたびに新しい出会いや発見、気付きと巡り会い、本当に学ぶことが多かったです。
「change before you have to.」皆さんからいただいた学びを大学で形に変えていきたいと思います!
教育実習生 M
★六中の皆さんへ
毎日 とても楽しく実習させていただきました。
皆さんの笑顔とあいさつが原動力でした。2週間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。
教育実習生 T
はばたけ 六中
2年キャンプ(琵琶湖・マキノ高原)
むく
努力はやっぱり69われた!
島村教頭 記
6月10日(火)と11日(水)、滋賀県琵琶湖方面で、2年生が1泊2日のキャンプを行いました。皆の意見が集約されて決められたスローガンは「いいな69期生 努力は必ず69われる」。そして、集団行動を大切にする5つのルールが掲げられました。これを受けて、出発式では、「5つの中の特に『周りを見て行動する』を心掛けて、『いいなあの子の○○○なところ』というのをできるだけたくさん見つけて帰ってきましょう。」と話しました。
それでは、教頭が見つけた「いいな69期生」を思い出すままに…。
■最初の集合時。真っ先に、前日まで欠席が続いて参加が微妙だったクラスメイトのことを気に掛けてくれたA。
■オーパルでのカヤックとドラゴンボート体験。カヤックを運ぶ様子を見ていると、二人組で力を合わせて運ぶ姿がほと んど。でもふと見ると、ペアを見つけそびれて一人では運べず立ち往生している子。その横を一人で運べる力持ちの子が通り過ぎていく。どうするのかな…声かけてあげようかな…と見ていると、もうすでに自分のものを運び終えたBが駆けてきて助けてくれました。
■マキノ高原民宿でクラス別分宿。夕食時、食事係でもないのにたまたまデザートを運ぶことになったC、嫌な顔せず、むしろ人の役に立てることを喜んでいるかのような顔つき。後片付けは食事係任せにしないで、皆でしっかりと協働できていましたが、最後まで一人だけ残って「何か手伝うことはないですか」と聞いてきた食事係のD。
■二日目朝食後の部屋の掃除と後片付け。「よくできました」と労われて、「私が言わなくても他の人がやってくれましたから」とさらりと言ってのけた整備係のE。
■帰り支度の時、下駄箱で乾かしていた体育館シューズが何足か残っているのを見て、取り忘れている人に知らせてくれたF。
■オリエンテーリングでポイント探しに手間取り、時間切れで食材の人参をゲットできないまま最後に戻ってきた班。さぞ、くたびれて不愉快そうな顔で戻ってくるんだろうなぁ…どんな言葉をかけてあげようか…と案じていたけど、満面の笑みで「きょーとーせんせーおそくなりましたー」とG。逆に癒されました。
たった一人の目でもこんなにたくさんの「いいな」が見つかるのですから、69期生全員の目には数えきれないくらいの「いいな」が見つかったことでしょう。
コントロールという面では、初日朝、集合時刻を過ぎても一向に集中できないままでいて、早くも指揮の先生から強い口調で注意が飛び、いきなり先生側からコントロールされる展開でしたが、以後はとても自律的な(セルフコントロールができている)二日間でした。
良い面ばかりが目についたキャンプでしたが、目立たないところで、誤った言動をしてしまった人は、「周りを見て」、多くの人は正しい言動ができており、自分を含むごく一握りの人だけが誤った言動をしていることに気づいてください。自分の言動によって、嫌な思い、悔しい思い、残念な思いをさせてしまった人の存在に気づいてください。正しい言動をしている人は、「自分はちゃんとやっている」で終わるのではなく、「周りを見て」、誤った言動をしている人の存在に気づき、その人の言動によって、嫌な思い、悔しい思い、残念な思いをしている人の存在に、気づかせてあげましょう。
69期生のこれからのさらなる成長に期待感高まるキャンプでした。