であいとつながりをもとめて

  楽しかった修学旅行  

~68期生の大きな一歩~

3年生68期生は、6月4日から6日まで長野県白馬方面に修学旅行に行ってきました。天気予報を見ると、「雨が降るのは確実だな」と思い、雨天プロについていろいろ相談していました。しかし、68期生の思いが通じたのか、運が強いのか、小雨がぱらつくこともありましたが、3日間一度も傘を開くことなく、すべてのプログラムを実施することができました。環境の変化もあって、体調を少し崩す生徒も出ましたが、いろんな人の協力のもと、みんないい顔で帰ってくることができました。子どもたちがあげていた修学旅行の目標「とびっきりの笑顔の思い出をつくろうや!!We can 協力&めっちゃ楽しむなっしー♪は、一定達成できたのではないでしょうか。きっと68期生にとって、楽しく達成感のある行事となり、「中学生活の思い出」の大きなひとつになったことだと思います。

今回の学校だよりは、「修学旅行特集号」としています。

◆1日目

 曇り空の中、予定通りに篠ノ井村に到着し、入村式を終えた後、班ごとに各農家へ向かいました。途中、いくつか様子をのぞきに行ったら、いい顔で活動している六中生を見ることができ、ほっとしました。この日は、それぞれの農家で家族のみなさんと郷土料理を作ったり、団らんや語らいの時間をもつなど、ゆったりした時間の中で過ごしたことと思います。

 

◆2日目

翌日ファームステイを終えた子どもたちは、「めっちゃ楽しかった」「おなかいっぱいになった」「あと一泊したかった」と、とびっきりの笑顔で帰ってきてくれました。入村式の時と退村式の時の表情や元気さが、全然ちがうものとなっており、少し驚きました。そして何よりもうれしかったことは、退村式の終わりに農家の方からのあいさつでいただいた言葉でした。「豊中六中の生徒さんたちは、とても素晴らしい生徒さんたちでした。一生懸命やって、楽しい雰囲気を作り出してくれて、逆にこちらが楽しくなり、元気をもらえました。これから受験という試練を迎えますが、力を合わせてみなさん頑張ってください。」この言葉は、これからの68期生の力になっていくものと思います。

午後からは、クラス別選択プログラムに入りました。少し小雨がぱらつき心配しましたが、それもすぐに止み、サイクリングや魚つかみ、そしていちご狩り等のプログラムも無事にやりきることができました。夕食を終え、おみやげを買った後は、クラスレクレーションで盛り上がりました。どのクラスも、これまで準備してきたことをそれぞれの担当やグループで一生懸命出し物を披露し、少し予定の時間をオーバーしたところもありましたが、楽しむことができまた。

 

◆3日目

夜中に突然強い雨が降り出しましたが、朝方には何とか雨も止み、曇り空のもとでラフティングを行いました。実は、この雨のおかげで川の水量がラフティングにとって一番いい状態となり、心地よい波しぶきの中を子どもたちは大きな歓声を上げていました。上がってきた時には、「水でびしょびしょになったけど、めっちゃ楽しかった」と異口同音に話している子どもたちの姿がありました。その後、安曇野スイス村で昼食をとって、帰路につきました。予定より1時間ほど早く学校に到着し、最後になって雨に降られましたが、みんな無事に帰ることができました。

      

 

今回の修学旅行は、68期生にとって大きな一歩を踏み出すものになったと思います。「仲間との出会い直し」も、それぞれの場面で感じるものがあっただろうし、多くの方の協力や支えがあったからこそ、いい修学旅行をつくることができたことも実感したであろうし、何といっても一人ひとりが最高の学年にしていきたいとの思いを共有しあうことが少しできたのではないでしょうか。今回体得したことは、これからの68期生の大きな力になってくれるものと期待しています。