であいとつながりをもとめて

 

笑顔いっぱい修学旅行

~69期生 全員参加で~

 69期生は、5月27日から29日にかけて、長野県白馬方面への修学旅行に行ってきました。「濃縮笑顔100% 69期生で」とのスローガンを掲げ、この日に向けて取り組みをすすめてきました。3日間とも、天候に恵まれ、現地での活動に思いぞんぶん楽しんで取り組めていたように思います。今回の修学旅行で一番光ったのは、何といっても「69期生115名が全員参加」出来たことではないでしょうか。すべてのプログラムにおいて、「全員参加」で活動できたことは、きっと69期生にとっても今後の学校生活にも大きくつながる一歩となったことだと思います。

今回の学校だよりは、「修学旅行特集号」としています。

◆1日目入村式

 普段とは違って、早い時間での学校での集合でしたが、時間通りに全員集まっていました。①事故やトラブルもなく、全員が笑顔で元気に帰ってこれること。②仲間との出会い直しをしてほしいこと。の2点を一つの達成目標に掲げ、出発しました。

 途中の休憩もふくめて、本当に予定の時間通りに進み、無事に大岡村に到着。入村式では、「今日の日を待ちわびていました。大阪では体験できないことを皆に経験してもらうために、それぞれの農家で準備をしてきましたので、よろしくお願いします」との言葉をいただいて、グループごとに、それぞれの農家に分かれました。

子どもたちの様子を見るために、各農家を回りましたが、田んぼに入り、田植えをしている班、また畑での野菜の苗植え、花の苗植え、またマキ割りなど、班ごとでいろんな体験をさせてもらっていました。どこでもいい顔で活動している姿を見ることができ、「よく頑張ってくれていますよ」との言葉をたくさんいただきました。この日は、それぞれの農家で泊り、家族のみなさんと食事を作ったり、たくさん語らうなどの楽しいひと時を過ごしたことと思います。私たちも、子どもたちが作った「おやき」や「おはぎ」をいただくことができました。おいしかったです。

   

◆2日目

 翌日、子どもたちは「めっちゃ楽しかった」「うまかった」「帰りたくなかった」と笑顔で戻ってきました。退村式では、農家の代表の方から「みんないい顔で帰ってきてくれて、とても嬉しいです。どこの農家の方からも『どの子も、みんないい子だったよ』と言っていました。もっと一週間ぐらいいてくれると、もっといろんな体験やコミュニケーションができたのにと思っています。大人になっても、長野にまた来てください。」と言っていただき

ました。

 バスの中でも、お互いにファームステイでの体験話を交流する中、聞えてきた言葉に感動しました。「うちは、肉は出てこなかったけど、愛がいっぱい出てきて、とても楽しかった。」農家の方との気持ちのふれあいを実感してくれたのだなと嬉しくなりました。

 午後からは、EXアドベンチャーに挑戦しました。ここでは、①勇気をもって一歩踏み出す。②三つのわ(会話・輪・平和)を大切にしてほしいとのインストラクターの言葉でスタート。「怖い」と大声で叫びながら、一つひとつクリアしていったハイレメント。コミュニーションで、課題をクリアしていくローエレメント。

 続いて、おみやげを買い、夕食を終えた後は、準備してきたクラスレクレーションでどのクラスも大いに盛り上がりました。

    

 

◆3日目

 この日も、何と晴れ。最後の活動となるラフティングをいいコンディションの下でやることができました。ここでも、もちろん「全員参加」。インストラクターの方の元気な声に導かれ、大きな歓声を上げながら、気持ちよくすべっていました。上がってきた子どもたちは、異口同音に「めっちゃ楽しかった」と話していました。

 その後、カレーを食べて帰路につきました。予定より1時間ほど早く学校に到着し、みんな笑顔で帰ることができました。

      

 今回の修学旅行は、69期生にとって、楽しく・充実したものとなったと思いますが、なかでも「全員参加」のもとですべてのプログラムを成し遂げた意義は大きいと思います。農家の方やインストラクターの方から、「これから高校入試・進路という厳しい時を迎えますが、そこから逃げないで、仲間と力を合わせて頑張って乗り越えていってください」との言葉をもらい、69期生にとっての大きな目標が改めて見えてきました。今回の経験を生かし、「本当の仲間とは何か」を、一人ひとりがしっかり問いながら、「全員参加」で進路の壁を乗り越えてくれるものと思います。その時、本当の意味で「濃縮笑顔100%」となることだと思っています。ご苦労さまでした。

⇒次は、70期生の宿泊学習です。~「楽しむ・協力・けじめ・深める」を軸に、信頼感を高めあおう!