であいとつながりをもとめて

  有意義な冬休みを

 多くの行事や取り組みがあった2学期も終わります。六中全体としては、それぞれの場面で前向きに一生懸命取り組む姿や仲間と協力して頑張る姿をたくさんみることができ、充実した2学期になったように思います。さてふり返ってみて、各自にとってはどんな2学期だったでしょうか。きっと三者懇談等で頑張った面や課題となった面について、しっかりふり返ってくれたことと思います。保護者の方には、お忙しい中懇談等の時間をとっていただき、ありがとうございました。子どもたちが、しっかり前を向いて歩んでいけますよう、サポートをまたよろしくお願いします。

 さて14日間の冬休みに入ります。クリスマスから年末・年始と、何となくあわただしく過ぎていってしまう休みでもあります。だからこそ、計画的な学習はもとより、家での仕事(お手伝い)や地域での活動等、積極的に取り組んでいけますよう、保護者の皆様には声かけ等をお願いします。特に3年生は、懇談等で具体的に進路先も決まり、目標をしっかり定めて、この時期を乗り越えていってほしいと考えています。また1・2年生も1月13日には、大阪府教育委員会によるチャレンジテストが予定されています。このテストは、各自の評価と密接に関係してくるものなので、この冬休みは宿題等を中心に学習に取り組んでいってください。ここでは、12月の取り組みを少しふり返りたいと思います。そして充実した冬休みをすごし、またいい顔で3学期を迎えられるように頑張りましょう。

クリーン作戦、ご苦労さまでしたクリーン作戦

クリーン作戦12月19日(土)には、2学期最後の大きな行事であるクリーン作戦が行われました。六中が「荒れた状態」が続いていた時に、「自分たちの学校は自分たちで美しくしよう」との生徒の呼びかけで始まった(1987年)クリーン作戦。この取り組みは伝統の行事となり、そのおかげで、六中では「生徒一人ひとりが学校を美しく保っていこう」との意識がかなり高いと思います。今年も、当日205名の生徒の参加があり、一生懸命にそして笑顔で取り組んでくれました。その後のもちつきにも積極的に参加し、楽しいひと時を過ごすとこができました。クリーン作戦

 また、地域・保護者の方も、本当に多くの方にかけつけていただき、子どもたちと一緒に清掃作業にもちつきとお手伝いをしていただきました。ありがとうございました。これで、六中も六中生もリフレッシュすることができたように思います。

 

 職場体験学習報告会から職場体験報告会

 12月9日(水)には、2年生の職場体験学習の報告会がもたれました。当日は、事業所の方や保護者の方にも来ていただき、3日間取り組んだ職場体験での学びや気づきを事業所ごとに報告がありました。自分とは違う事業所での仲間の活動の様子をお互いに聞きあうことで、学びの広がりを感じる事ができました。しかし、そんな中でも共通していた気づきがありました。緊張していた自分たちに、また失敗した時やわからなかった時などに、職場の方がやさしく声をかけてわかりやすく教えていただいたので、とても安心できたこと。地域の方やお客さんから「頑張ってるね」「おいしかったよ」と声をかけてくれて嬉しかったこと。子どもや高齢者の方の笑顔にたくさん出会う事ができ、笑顔と笑顔の連鎖が広がり、とてもほっとすることができたこと。等々、やっぱり多くの気づきは、人と人とのふれあいや関わりの中で、実感したことでした。この「気づき」は、日常生活での人間関係づくりに生かしてほしいと思います。ご苦労さまでした。そして、地域の事業所の皆さん、本当にありがとうございました。

 進路にむけて、マナー講座マナー教室

 12月11(金)に、「中学生のマナー講座~面接に向けて~」というテーマで、好文学園女子高校の坂井先生を講師に迎えて、3年生はマナー講座を受けました。実際に、高校受験時に面接があるのは一部ではありますが、今後将来に向けてどこかでくぐっていかなければならないことでもあるので、みんな和やかな雰囲気のもとではありましたが、緊張感をもって面接時のマナーについて具体的に学んでいきました。前に出て、実際に練習する時は、少し照れくささも見えましたが、みんなしっかりやっていました。(「緊張した~」との声がいっぱい出てました。)ここで学んだマナーのポイントは、①外見(服装、表情)② 動作(正しい立ち居振る舞マナー教室い)、③ 言葉づかい(あいさつ、礼、声の表情) の3段階があり、このことがコミュニケーションにとって必要不可欠なものであること。そしてなにも、あいさつや礼の仕方を形だけ覚えておけばいいというものではなく、相手を思いやる気持ちから出てくるものがマナーであるということ。そのことで、相手を不快な気持ちにさせず、豊かなコミュニケーションをとることができ、自分自身の魅力が高まっていくというものであるということを実感することができたように思います。3学期には、実際の模擬面接練習もする予定でいます。いよいよ進路本番です。

「子どもの権利と参加」学習会

       ~後期生徒会執行部生徒会執行部学習会

 後期の生徒会活動を始めるにあたり、昨年に引き続いて浜田進士先生に来ていただき、「子どもの権利と参加」の学習会を12月3日(木)に行いました。当たり前にある子どもの権利ですが、なかなか日常は意識を持って取り組んではいけていないように思います。ワークショップ形式で、わかりやすく話をすすめていただき、執行部のメンバーは腑に落ちることがたくさんあったようです。ただし、このことは子どもを見守る私たち大人が、意識を持って取り組んでいくことが大切であると思います。その積み重ねが、「豊中市子ども健やか育み条例」の趣旨につながっていくものと考えています。執行部の感想をいくつか載せておきます。

◆私は最初、子どもには権利がそんなにないと思っていたけど、育つ権利や守る権利など、いろいろな権利によって、私たち子どもは守られているんだなと思いました。私たちが、安全に自由に過ごせるのは、大人の人たちがいろいろな意見を出し合ってくれているからなんだと思いました。自分が思っていることは、言葉に出してみないと伝わらないと改めて思いました。なので、意見などは積極的に言葉に出していきたいと思いました。

◆ぼくは、前回もこのお話を聞かせていただいたのですが、今回聞いて改めて子どもの権利の大切さを実感しました。海外での子どものおかれている状況や権利について聞かせてもらい、とても良い経験になりました。これからは、「参加する権利」である相談ポストについて、一生懸命取り組み、ぼくらのできることを精一杯がんばっていきます。生徒会執行部学習会

◆私は「子どもの権利と参加」についてのお話を聞いて、日本に生まれた私たちが、どれだけ恵まれているのか改めて感じました。外国では、貧困や飢餓で苦しんでいる子どもたちや親からの愛情がなくて悲しんでいる子どもたちがたくさんいることに悲しくなりました。私たちは同じ子どもなのに、なぜこんなにも差別を受けなければならないのかと思いました。そんな子どもたちのために、今自分ができることは、しっかり勉強して社会を変えていくことだと思いました。一人でも多くの子どもたちが、幸せになれば良いなと、今回の学習会を通して思いました。                   

小中交流会から小中交流会

 その後期生徒会執行部による最初の大きな行事が小中交流会です。今年は12月4日(金)に行われ、千成小学校、庄内南小学校そして庄内小学校の6年生の子どもたちが六中にやってきて、生徒会執行部から「六中はこんなところ」という説明を受けました。

 今回は、千成小・庄内南小の子どもたちには、中学校の体験授業もあわせて行いました。小中交流会(庄内小は別日に実施します。)体験授業については、「とても楽しかった」との声があがり、生徒会による説明にはしっかりと耳を傾ける様子が見てとれました。クラブ活動の様子をみて、「早く六中に来たい」との気持ちが強くなって帰ってくれたことと思います。また4月が楽しみです。

 

1月当初のおもな予定

 

1月  8日(金) 始業式

  12日(火) 3年 第4回実力テスト

  13日(水) 1・2年生 チャレンジテスト

  14日(木) 生徒会 専門委員会 

  15日(金) いのいちと安全を考える日 全校朝礼

         PTAあいさつ運動

         2年生 交通安全教室

  19日(火) 2年生 障がい理解教育

  22日(金) 生徒会朝礼

         PTA実行委員会

  25、26日 3年生学年末テスト