学校だより12号_2016年度
であいとつながりをもとめて
冬休みを有意義に
~3学期に向けてステップアップを~
明日22日は、2学期の終業式です。今学期は、どの学年でもさまざまな行事や取り組みがすすめられてきましたが、どの取り組みでも前向きに頑張ってくれている六中生の姿を感じることが出来たと思います。今年の学校目標にあげた「自分を信じ、仲間を信じて エンパワメント」は、どれくらい取り組めたと実感しているでしょうか。この間、三者懇談会がもたれましたので、保護者の方を交えて先生とじっくり2学期のふり返りをそれぞれにされていったことだと思います。保護者の方々には、お忙しい中子どもたちのために時間を調整していただきありがとうございました。子どもたちには、頑張ってこれたことは、しっかり評価していただくとともに、課題にあがったことは、今後それを乗り越えるためにどのようにしていけばいいのかをまたアドバイスしていただければと思います。
さて3学期にステップアップするために、少し12月の取り組みをふり返ったうえで、冬休みのもち方を考えましょう。
1年生、72期生の学年スローガンは、「思いやりの心を積極的に出せる学年」でした。そこを考える取り組みが続いていきました。6日には、NPO法人「サンフェイス」さんに来ていただき、「発達障がいってなに」というテーマでお話を聞きました。お互いのコミュニケーションを円滑にすすめるための三つのキーワード「視覚的、具体的、肯定的」は、ぜひ実践していってほしいと思いました。また英語科の磯部先生に男の赤ちゃんが誕生したといううれしいニュースを聞いた時期と重なるように、「いのちと性」についても学習しました。新しい命の誕生の奇跡をすこし感じることができたのではないでしょうか。
またこの日は、1年の保護者と生徒(代議員・執行部のメンバー)との懇談の場も設定されていましたが、「今どきの中学生」を少し感じていただけたのではないでしょうか。
2年生、10月に取り組んだ職場体験学習の報告会を7日にもちました。当日は、1年生に加え、事業所の方や保護者の方も報告会に参加していただきました。3日間、学校ではなかなかできない体験の中身とそこで感じたことを発表してくれました。2年生自身も、自分とは違う職場での体験の様子や学びをお互いに感じあえたのではないでしょうか。そこでの実感の部分で共通していたことは、「やさしく教えてもらえた。ありがとうと言ってもらえた。」など、人との関わりの中での大きな学びだったと思います。36の事業所の方々にお世話になったことへの感謝の気持ちを忘れないでほしいと思いました。「いのちと性」についての学習では、相手を好きになるということは、相手のことを大切に考えることなんだという思いをもったことと思います。
3年生、この三者懇談会では、進路(私立高校の受験等)選択の話し合いとなり、それぞれに方向性が出てきたことだと思います。そんな中、昇陽高等学校の先生に来ていただいて、「面接講座」を9日に実施しました。今回の高校受験で、全員が面接を受けるわけではありませんが、今後どこかで経験することだろうと、面接における姿勢やマナー等について学びました。講座の中では、「第一印象の大切さ」を実感したのではないでしょうか。1月には、模擬面接を全員に実施する予定でいます。日頃から、言葉遣いやマナー等をしっかり意識してほしいと思います。自分なりの目標がある程度定まってきたと思いますので、それに向けて勉強面も含めて取り組んでいってください。70期生としての団体戦で、進路を乗り越えていきましょう。
さて今年の冬休みは、例年と比べて少し長くなります。年末・年始のあわただしさもありますが、家の手伝いや地域の活動そして学習等、メリハリをつけて取り組んでいってください。とりわけ年始には、自分なりの「目標や夢」をしっかりたて、3学期を迎えるようにしてほしいと思います。3学期が始まると、すぐに実力テスト及びチャレンジテストがあります。十分に準備をしておいてほしいと思います。
クリーン作戦 ~ご苦労さまでした
12月17日(土)には、六中伝統行事となっている「クリーン作戦」が行われました。前日までの天気の様子では、厳しい寒さが予想されましたが、当日は晴天のもと少し寒さも和らぎ、活動しやすい天候となりました。当日は、朝早くから生徒会執行部や保護者・地域の方々が準備に来ていただき餅つきの準備から始めました。昨年、少し餅つきに時間がかかってしまい、清掃の後待たなくてはならない状況があったため、今年は時間を早めにスタートしました。ですから、クリーン作戦に生徒が集まってきたときには、すでに餅つきはスタートできているという形になりました。今年も、全生徒数のおよそ3分の2となる200名を超えるたくさんの参加がありました。
整美委員会のリードのもと、グランド周りの草抜き、溝そうじ、あいさつロードの掃除等、どの学年も笑顔で協力し合いながら取り組んでくれていました。「自分たちの学校は、自分たちの力できれいにしよう」という29年前の生徒会からの呼びかけで始まったクリーン作戦。そこの思いをしっかり受け継いでくれているようで、とても頼もしく感じました。掃除終了後は、つきたての餅をお雑煮やあべかわもちにしておいしく食べていました。PTAからのジュースの差し入れにも満足できたようです。地域の方や保護者の方々は、「そんな子どもたちの頑張りをしっかりサポートするよ」という強いメッセージが感じられるような、多くの協力をいただくことが出来ました。本当にありがとうございました。今年も無事に行うことが出来ました。