学校だより15号
であいとつながりをもとめて
冬 休 み を 有 意 義 に
~充実した2学期を終えて~
大きな行事や取り組みが続いた2学期も無事に終わり、明日から冬休みに入ります。
この間、三者懇談の場では、一人ひとりの2学期のふり返りと今後に向けた課題整理を保護者の方と共に話し合ってきたことと思います。お忙しい中、時間をとっていただきありがとうございました。この冬休みから3学期にかけて、どこで、何を頑張るのかを頭におきながら、すすめていければと思います。
「仲間が負けそうになっても『頑張れ!!』と大声で応援したり、たとえ負けても『おつかれ!!』と言ったりしているのが、見ていていいなと思いました。」「この体育大会ができたのは、色々なところで色々な係の方が動いてくれたおかげだと思います。私は、何も係をしませんでしたが、残ったりしてまでやってくれた係の人に感謝しています。」まさに、生徒会スローガン「視野の拡大~仲間のために行動するやさしさをもって」を実践する内容だったと思います。
その一週間後には、オープンスクール&文化総合発表会が行われ、六中生の前向きにしっかり取り組んでいる姿勢を地域の方や保護者の方々に見ていただくことができました。
そして生徒会活動も後期に入り、前期に決めたスローガンを引き継ぎ、仲間づくりをベースにさまざまな取り組みがすすめられていきました。
そんな中で、サンフェイスの方に来ていただいて、「発達障がいってなあに」というテーマで話を聞く機会がありました。相手に気持ちや考えを伝えていく時には、「視覚的」「具体的」「肯定的」という三つのキーワードを大切にしていくこと。相手や仲間にも得意なことや不得意なことがある。そのことを知ったうえで、お互いにサポートしあうことが、まさに「仲間のために行動するやさしさ」であるという話はストンと落ちるものでした。
1年生は、班活動を軸に「お互いの違いを認め、チームワークを高める」というテーマで校外学習(みんぱくでの活動)に取り組み、成果と課題が確認されました。そして3学期に実施する「福祉・ボランティア体験学習」にむけた学習や2年の職場体験そして3年の進路学習に向けた学習も積み重ねてきました。学習面においても、定期テストにも慣れ、学習貯金ノートの取り組みをすすめる中、自分自身の課題も見えてきたことと思います。
2年生は、何といっても「職場体験学習」の取り組みでした。前の「学校だより」で詳しく紹介しましたが、一人ひとりがしっかり取り組み、自分なりの「気づき」をもって帰ってくることができました。そこでの「気づき」は、今後人間関係をつくっていく時や自分自身の進路と向き合っていく時に大切な視点となってくるものと思います。いよいよ3年生に向けて課題を整理する時期に入ってきます。一人ひとり学習面でもあきらめることなく、お互いに励まし合って高めていける学習集団を作っていってほしいと思います。
3年生は、もちろん進路学習。一人ひとりの進路についての不安な思いや悩みを話し合って、お互いの思いを共有する場面があったり、さまざまな「生き方」にふれたり、「いのちと性」について考える等、自分自身の生き方を見つめるとともに、高校の体験入学や説明会にもたくさん出かけ、また面接講座をうける等、具体的な「進学」や「受験」をどうとらえていくのかといった面についても考えてきました。この冬休みは、3年生にとってはその具体的な進路を獲得していくために、学習に集中していく時となります。自分だけではなく、仲間も同じ課題と向き合っていることを胸にとめて頑張ってほしいと思います。
「1年の計は元旦にあり」とよく言われますが、自分なりの「目標や夢」を年明け早々に思い描きながら、3学期のスタートに結びつけてほしいと思います。
クリーン作戦 ご苦労さまでした
12月20日(土)には、クリーン作戦が行われました。朝から曇り空の中、何と集まってくれた生徒の数は、およそ210名。(過去最大人数だそうです。)それに加えて保護者、地域の方々も、たくさん集まっていただきました。
おかげさまで、今回も皆さんの協力のもとで、とても美しい六中が保たれました。ご苦労さまでした。餅つきもにぎやかに行われ、体を動かした後、一人ひとりおいしそうに食べることができたようです。
地域の方、保護者の方ご協力ありがとうございました。