生活指導の先生から いじめとは? 大切にしてほしいこと
 生活指導の先生から 「いじめ」とは? 大切にしてほしいこと

西丘小学校では、「いじめ防止基本方針」に則り、いじめを早期発見・早期対応・早期解消に向けて取り組んでいます。いじめ防止に向けた取り組みの一つとして、毎年1学期の全校集会(今年度は5/14に実施)で子どもたちに「いじめ」について、下の3点を中心に話をしています。

◎いじめの定義…いじめとは?『児童等に対して、一定の人間関係にあるほかの児童等が行う行為(インターネットを通じて行われるものを含む)であって、行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの』簡単に言うと、何かされた人が「いや」「つらい」「やめてほしい」と感じたものは「いじめ」になりうるということ。

◎いじめの具体的な態様…どんなことがいじめになるの?・言葉による暴力・身体への暴力・仲間外れ、集団による無視・金品を隠されたり、ぬすまれたり、壊されたりする・嫌なことや恥ずかしいこと、危険なことをさせたり、させられたりする・タブレット、スマートフォン等で、SNSを使って、誹謗中傷や嫌なことをされる など。

◎安心して学校生活を送るために大切にしてほしいこと…①いじめとはどういうものかを正しく知ること②身の周りに起きているいじめに気づこうとすること③相手の立場になって考えること

子どもたちは、人とかかわり合う中でたくさんの失敗をします。その中で、自分の言動を振り返り、経験を次に生かしていくことが重要です。子どもたちと一緒に考え、悩みながら、みんなにとって安心安全な学校にしていきたいと思います。また、いじめを重大化させないために、学校と家庭・地域との連携・協力を進めていきます。