終業式の後、リモートにて(PC室)授業者 校長 川村 

2限、PC室での3年7組生徒との道徳授業をリモートで全クラスに配信。

先日のPTA講演会とほぼ同じ内容で、30分間生徒と一緒に考えました。

11中の先輩から学ぶ ~夢や目標をかなえる方法~

本時の目標:目標をかなえる方法を知り、明日からの自分の生活に活かす

1:目標の提示(1分) ワークシート配布

2:考える(1分)ワークシートに自分の考えを3つ記入する 

  ☆問い⇒夢や目標をかなえるために必要なことは? 方法は?

3:交流(対話)(2分)

  ☆隣の人と考えを交流する。(理由も合わせて)

4:全体共有(3分)

  ☆担任が何人か指名して、出た答えを板書する

5:夢や目標をかなえた3名の有名人と卒業生の例を示す(パワポ)(7分)

6:卒業生の中学時代のスピーチを見る(動画)(2分)

7:卒業生の中学生へのメッセージを見る(動画)(2分)

8:卒業生の答え 3つ確認 (6分)

9:まとめと振り返り(感想)(6分)

 
 7組生徒のリアクションはとてもよく、自分の考えを隣の人に伝えるだけでなく、
全体共有の時も積極的に挙手をして答えてくれました。
松崎先生に板書をお願いしたものがこちら↓
生徒から出た答えは
 ・努力
 ・やる気
 ・イメージを持つ
 ・信頼
 ・信じる力
 ・挑戦
 ・根性
 ・環境
 ・計画
 ・仲間
どの答えも素晴らしい。
全て正解です。
人によって、どれを優先して、どれを優先するかも違ってきます。
次は有名人の例を挙げて考えてもらいます。
イチロー選手(野球)と本田選手(サッカー)と大谷選手(野球)
この3人に共通していることは、
小学校や高校の時に自分の夢を、周りに(友達や家族)
1.宣言していること
卒業文集や、自分のノートや友だちに対して、しっかり伝えていることです。
しかも、期限を決めて、いつまでに、どうなっているのか
明確に具体的に書いているということです。
卒業生の本間君は、中学3年生の時に、クラスの英語のスピーチで
自分の夢を「宣言」し、見事に叶えた事から、これらの法則を
「本間・ザ・ルール」と名付けました。
 
 
「宣言する」ことで、脳が記憶し、達成のための行動を探してくれるとのことです。
 
そして2つ目は、実践することです。
夢や目標を決めて宣言したら
次はその目標に到達するには、
今の自分の状態でどのくらい足りないのか
その差を埋めるには、「いつまでに」「何を」「どうやってやっていくのか」
「具体的な行動」の計画を立てて
とにかく「実践」あるのみ
「やるしかない」
「行動」と「失敗」を繰り返し、そのたびに改善を重ね、一歩づつ前に進んでいく
 
ここがなかなか苦しいところ
並々ならぬ努力の先に美しい景色があるのでしょう
 
そして、最後3つ目は、やり抜くことです。
 
ここでやめてしまったら、達成はありません。
・粘り強さ
・継続
・やり直し
 が大切なのです。
失敗から立ち上がるのは、とてもエネルギーがいります。
とにかく何度でもやり直し、何としてでも達成するまで続けるのだという覚悟と強い心が求められます。
 
夢を叶えるのは簡単な事ではありません。
だからこそ、達成した時の喜びは大きい。
 
宣言した後、達成するまでには、おそらく
しんどくて苦しい時もあるでしょう。
 
その際に、自分の使う「言葉」によって、次の行動、モチベーションが変わってきます。
「言霊(ことだま)」という有名な言葉がありますが、
 
言葉の力は偉大です。
「何を言うか」で自分の行動も周りの態度も変わってきます。
「なりたい自分の姿」を普段から友だちや家族に伝えるようにする
「前向きな、未来に向けた言葉を使うようにしよう」と伝えて授業が終わりました。
授業の後に、何人かの生徒が校長室に来て
「私弁護士になります。そのために〇〇高校に合格します」
「薬剤師になります」
「保育士になります」
と、早速、力強く宣言してくれました。
即行動、実践する11中生、最高です。
 
振り返りには、
「〇〇高校に合格します」
「高校の部活で全国大会出場する」
「全中駅伝に出て活躍する」
「中3までに英検2級を取る」
などの宣言がたくさんありました。
「言葉の力は目標達成に向けて大きな力を発揮する」というカッコいいフレーズも(3年3組)
力強く「言い切る」と、叶うような気になりますよね。
「誰かが宣言していたら全力で応援したい」という愛溢れたセリフもありました。
 
先輩からの熱いメッセージを胸に、夢に向かって行動し、粘り強くやり抜く11中生になってほしいです。
先生たちはみんなの夢を応援しています。
Your dream is also our dream.