12/10 放課後 公開授業 研究協議会 

2クラスの公開授業が終わった後は、先生方の勉強会です。

国語の研究協議は26名、社会の研究協議は29名で合計55名の参加がありました。

授業については、上野小から5名、少路小から5名、他の中学校からも4名と、11中以外でも合計14名の参加。

第一部は、国語と社会に分かれて、授業を振り返ります。

授業の中で気づいたことを付せんにまとめ、模造紙に貼っていきます。

どちらの授業も対話を通して課題を解決していこうという授業。

生徒たちが活発に対話するには、興味深い課題、やってみようという「問い」が大切です。

教員には、良質な「問い」を立てる力が求められています。

研究会で出た内容(参観して気づいたことは・・・)

・資料がわかりやすく、興味深い

・生徒アンケートが興味を引く

・目的と活動がつながり一本線になっていた

・言葉のチョイスが〇で、生徒のモチベーションがアップ

・目標が明確でゴールに向かいやすい課題設定

・個人⇒集団⇒個人の流れがスムーズ

・生徒の活動時間がしっかり確保されていた

・全員が参加できるような工夫とワクワクするしかけ

 などが挙がりました。

 

予想されないことが次々と起こっていく今の世の中で生きていくために必要な力とは・・・

・AIと上手に付き合いながら、人間にしかできないことを見つけ、それらを活用していく力

・情報活用能力

・答えのない問いや課題に対して、対話を通して人と協働しながら解決していく力

・合意を得ながら、説得し最適解を創りあげる力

 など、今回の2つの授業は、上記の力が身につくような内容だったと思います。

こどもが中心のwakuwakuするような授業を創りだすには・・・

・教材と向き合う

 ⇒子どもたちの力を引き出すには、どの資料を使って、どんな課題を与え、どんな活動を、何を思考させるのか

・良質な問いを作る

 ⇒答えのない問いで、安心して対話できるような問いを立てる

最後まで真剣に今回の授業を振り返り、協議に参加して下さった先生方。

きっと今日からの授業に活かしてくれるはずです。

研修で得た学びを「即実践で」活用していきましょう。

さくら学園の本庄先生、適切なご助言と参加者全員がワクワクする模範ミニ授業をありがとうございました。