のばたけ日記(お茶会)
野畑はぐくみ隊のボランティアの皆さんによる「のばたけ日記」です。
今年も野畑小学校や校区のこと、その時々のフレッシュな話題を地域や保護者の皆さんの目線で伝えていただきます。
2月21日(火) お茶会
6年生の家庭科の最終授業がありました。
家庭科室で、みんなで緑茶をいれ、ポップコーンを作って食べました。
先生のアイデアで、ポップコーンは以前お米を炊いたときのガラスの鍋で作りました。フライパンの方が上手にできるけれど、トウモロコシがはじける様子を子どもたちに見せてやりたかったとのこと。
油と乾燥トウモロコシを入れた鍋を火にかけると、しばらくして、一つ二つ、はじけだし、あちこちから歓声があがっていました!
焦げてしまったり、塩をふりすぎたり、いろいろでしたが、香ばしくて、市販のポップコーンにも全く負けない味でした!こんなにポップコーンって美味しかったっけ?と言っている子もいました。よかったですね!
今日のお茶会の費用は一人30円とのこと。ものにあふれた現代ですが、30円でもこんな楽しい時間がもてるんだよ、という素敵なメッセージがこめられた授業でもありました。
最後に担任の先生へ、一人一つフェルトで輪を作り、それをつなげたチェーンを作り、プレゼントしました。習ってきた技術を使ってボタンをつけたり、刺しゅうしたり、心のこもった素敵なプレゼントでした!
はぐくみのエプロン先生へも、6年生一人一人が書いた感謝の手紙が用意されていました。
先生から、家庭科で習ったことを思い出で終わらせず、家族や自分の大切な人のために実際に役立ててほしいというお話がありました。男だからとか女だからとか、おそらくそんなことが関係ない時代を生きる今の子どもたちにとって、家庭科の授業は直接将来の生活につながっています。
今日のことを忘れず、みんなでこんなふうにポップコーンを作ったんだと、今日のわくわくをいつか周りの大切な人に伝えてほしいな、そんなことを思いました。