学校だより21号
であいとつながりをもとめて
すばらしかった卒業式!
~68期生の思いを受け継いで
3月13日(金)に、第68回卒業式を行いました。2~3日前の寒さと変わり、少し穏やかな日差しを受け春らしさも感じる中で、たくさんの保護者の方、来賓の方に見守られて68期生は立派に卒業していきました。子どもたちは、本当にきっちり取り組み、柔らかい空気が流れる中で、落ちついた雰囲気で粛々とすすめることができました。卒業証書を受けとる表情も、決意のことば、卒業の歌を歌う表情も、本当に穏やかで、気持ちのこもった暖かいものとなりました。最後の合唱「旅立ちの日に」では、涙につまりながらも、しっかり声をだし、美しいハーモニーで幕を閉じました。また見送る側の1・2年生の子どもたちも、「68期生最後の授業」の名脇役としての役割をきっちりこなし、とても良いものとなりました。来賓の方も、保護者の方々からも、「とても落ち着いた雰囲気で、気持ちのこもったすばらしい卒業式でしたね。」との言葉をたくさんいただきました。そんな68期生の思いを受け継ぐために、「決意のことば」(感謝の気持ちがいっぱいつまった最後のメッセージ)の一部を抜粋します。
◆後輩のみなさんへ
みなさんにとって私たちは、「ちゃんと」先輩でいられたでしょうか?私たちに初めて後輩ができたとき、嬉しかったのと同時に、ちゃんとお手本になれるのか、教えてあげられるのか、とても不安でした。そして、初めて「先輩」という立場になって、これまでの先輩方にとても支えてもらっていたのだと、改めて感じました。4月から「先輩」になる1年生の皆さんは、そういうことを感じるかもしれません。でもみなさんと一緒に活動していく内に、そんな不安も消えて、楽しく過ごすことができました。そしてみなさんに教わったことも沢山あります。支えてくれて、一緒に活動してくれてありがとうございました。これからも充実した日々を過ごすために、すべてのことに一生懸命になってください。
そして、後悔しない中学校生活を送ってください。
◆家族へ
まず、生んでくれてありがとう。今まで何があっても温かく受け入れてくれて、こんなに大きくなるまで育ててくれた、お父さん、お母さん、家族のみんな、本当にありがとう。「おかえり」「ただいま」、家族とそんな当たり前の言葉をかけあえることがとてもうれしかった。これからも、いっぱい迷惑をかけると思うけど、よろしくお願いします。
◆先生へ
毎日学校に行くと、当たり前のようにいてくれた先生方。3年間ずっと一緒だった先生方もたくさんいます。そして今年からお世話になた先生方もいます。私たちは、先生方にとても感謝しています。怒るときの先生、笑うときの先生、感動しているときの先生、そういう先生たちが、私たちは大好きです。
私たちは今日、慣れ親しんだ、豊中市立第六中学校を卒業します。この3年間を通して私たちは沢山のことを学び、多くのことを経験しました。時には、人間関係などに悩むこともありました。でもそこで周りの友だちや家族に支えられながら、一つひとつ乗り越えてきました。そしてその度に、心も体も成長してきたと思います。
バトンをもらって、新しく動き出します!
3月18日(水)には、次年度の前期生徒会役員の立会演説会及び選挙が行われました。今回、役員定数6名のところに6名の立候補だったため、当日は一人ひとりの演説を聞いた後、拍手で信任されました。「先輩の思いを聞いてがんばりたいと思った」「執行部と六中生の溝をなくしたい」「あいさつから始まる仲間づくりをすすめたい」「キャンペーンで学年を超えた取り組みをしたい」等、立候補者及び応援者はしっかり語ってくれていました。「視野の拡大~仲間のために行動する優しさをもって」の思いを受けついで、自治の力を発揮して「六中づくり」に取り組んでほしいと思います。
積極的な生徒会活動を、役員を中心に六中生一人ひとりが担ってほしいと思います。
下記のとおり「前期生徒会役員体制」が決まりました。頑張って取り組んでくれることと思いますので、またご支援、ご協力をお願いいたします。
〔会 長〕 真部遥花さん(2-4) 〔副会長〕西村菜緒さん(2-1)・三木佑哉さん(2-1)
〔書 記〕 八田日和さん(2-2)、河合麗華さん(2-1) 〔会 計〕網野 舞さん(1-1)