であいとつながりをもとめて

すばらしかった卒業式!

68期生の思いを受け継いで

3月13日(金)に、第68回卒業式を行いました。2~3日前の寒さと変わり、少し穏やかな日差しを受け春らしさも感じる中で、たくさんの保護者の方、来賓の方に見守られて68期生は立派に卒業していきました。子どもたちは、本当にきっちり取り組み、柔らかい空気が流れる中で、落ちついた雰囲気で粛々とすすめることができました。卒業証書を受けとる表情も、決意のことば、卒業の歌を歌う表情も、本当に穏やかで、気持ちのこもった暖かいものとなりました。最後の合唱「旅立ちの日に」では、涙につまりながらも、しっかり声をだし、美しいハーモニーで幕を閉じました。また見送る側の1・2年生の子どもたちも、「68期生最後の授業」の名脇役としての役割をきっちりこなし、とても良いものとなりました。来賓の方も、保護者の方々からも、「とても落ち着いた雰囲気で、気持ちのこもったすばらしい卒業式でしたね。」との言葉をたくさんいただきました。そんな68期生の思いを受け継ぐために、「決意のことば」(感謝の気持ちがいっぱいつまった最後のメッセージ)の一部を抜粋します。

◆後輩のみなさんへ

みなさんにとって私たちは、「ちゃんと」先輩でいられたでしょうか?私たちに初めて後輩ができたとき、嬉しかったのと同時に、ちゃんとお手本になれるのか、教えてあげられるのか、とても不安でした。そして、初めて「先輩」という立場になって、これまでの先輩方にとても支えてもらっていたのだと、改めて感じました。4月から「先輩」になる1年生の皆さんは、そういうことを感じるかもしれません。でもみなさんと一緒に活動していく内に、そんな不安も消えて、楽しく過ごすことができました。そしてみなさんに教わったことも沢山あります。支えてくれて、一緒に活動してくれてありがとうございました。これからも充実した日々を過ごすために、すべてのことに一生懸命になってください。

そして、後悔しない中学校生活を送ってください。

◆家族へ

まず、生んでくれてありがとう。今まで何があっても温かく受け入れてくれて、こんなに大きくなるまで育ててくれた、お父さん、お母さん、家族のみんな、本当にありがとう。「おかえり」「ただいま」、家族とそんな当たり前の言葉をかけあえることがとてもうれしかった。これからも、いっぱい迷惑をかけると思うけど、よろしくお願いします。

◆先生へ

毎日学校に行くと、当たり前のようにいてくれた先生方。3年間ずっと一緒だった先生方もたくさんいます。そして今年からお世話になた先生方もいます。私たちは、先生方にとても感謝しています。怒るときの先生、笑うときの先生、感動しているときの先生、そういう先生たちが、私たちは大好きです。

 

私たちは今日、慣れ親しんだ、豊中市立第六中学校を卒業します。この3年間を通して私たちは沢山のことを学び、多くのことを経験しました。時には、人間関係などに悩むこともありました。でもそこで周りの友だちや家族に支えられながら、一つひとつ乗り越えてきました。そしてその度に、心も体も成長してきたと思います。

この経験を活かして、これからも「仲間のために行動する優しさを持って」何事もあきらめずに頑張っていきます。そして、自分が決めた道を、前を向いて一歩一歩、歩いていきます。いつか私たちが、自分に誇れる人になって、またここに戻ってくる日を楽しみに待っていてください。

 

バトンをもらって、新しく動き出します!

3月18日(水)には、次年度の前期生徒会役員の立会演説会及び選挙が行われました。今回、役員定数6名のところに6名の立候補だったため、当日は一人ひとりの演説を聞いた後、拍手で信任されました。「先輩の思いを聞いてがんばりたいと思った」「執行部と六中生の溝をなくしたい」「あいさつから始まる仲間づくりをすすめたい」「キャンペーンで学年を超えた取り組みをしたい」等、立候補者及び応援者はしっかり語ってくれていました。「視野の拡大~仲間のために行動する優しさをもって」の思いを受けついで、自治の力を発揮して「六中づくり」に取り組んでほしいと思います。

積極的な生徒会活動を、役員を中心に六中生一人ひとりが担ってほしいと思います。

下記のとおり「前期生徒会役員体制」が決まりました。頑張って取り組んでくれることと思いますので、またご支援、ご協力をお願いいたします。

〔会 長〕 真部遥花さん(24) 〔副会長〕西村菜緒さん(21)・三木佑哉さん(21)

〔書 記〕 八田日和さん(22)、河合麗華さん(21) 〔会 計〕網野 舞さん(11)

 

最後の行事「合唱祭」も成功裏に終え、新しい学年へステップアップ!

そして19日(木)には、1・2年生にとって最後の行事である「合唱祭」が行われました。

1年生は、これまで練習を積み重ねてきた思いをしっかり歌声にのせて「自信を持って堂々と」の言葉通り、どのクラスも本当に大きな歌声を聞かせてくれました。「仲間って大切!笑顔で支え合おう」の学年スローガンそのままに学年集団の力を発揮してくれたように思います。 

2年生は、本番を迎えるまでには、気持ちがぶつかったりすれ違ったりして、なかなか思いや歌声がそろわなかったこともあったようですが、それをしっかり乗り越えて、すばらしいハーモニーを聞かせてくれました。まさしく学年スローガン「あきらめるんじゃない!頑張った先に笑顔がある」の言葉通り、最高学年となる思いを感じさせてくれました。ここでも、六中生の「仲間のために行動する優しさ」を発揮し、とても素晴らしい合唱祭となりました。また、たくさんの保護者の方が応援にかけつけてきていただき、それもまた子どもたちの力になったと思います。ありがとうございました。

いよいよ、24日(火)には修了式を迎えます。1年間の学習・活動を終え、それぞれ一人ひとりがこの1年をふり返り、4月から始まる新しい学年につなげていく「節目の日」になります。ぜひいい形で、一人ひとりが新しい学年にステップアップしていってほしいと考えています。

また保護者の目から子どもたちを見ておられて、頑張ってきたなと感じられること、まだまだ出来てないなと感じられること等をご家庭でも少し話をしていただき、新しい学年のいいスタートにつなげていければと思いますので、よろしくお願いします。

 

今年度最後の「学校評議員会」が行われました。

3月16日(月)に、第六中学校「学校評議員会」が行われました。全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果分析及び今年度1年間の取り組み等についての学校からの報告を受け、今後に向けた取り組みの方向性について、様々なご意見をいただきました。

「さまざまな行事や取り組みの中で、子どもたちの頑張っている姿が見られるが、それでも自己肯定感がまだまだ低いのはどうしてなのか。学力の課題や自分の意見を表明する場をもっとつくることが大切なのかもしれないですね。次年度は、よりこういった面に力を入れて取り組みをすすめていってほしいと思います。また地域の方や保護者の方に、子どもたちが自分の思いを語ったり、表現したりする場面にもっと出会わせていただければ、地域の方の支えを感じながら、子どもたちの自己肯定感を育んでいくことにもつながるのではないでしょうか。」等の意見をいただき、次年度の取り組みをすすめていくうえでの参考にしていきたいと考えています。1年間、ありがとうございました。

 

保護者の皆様へ

 あっという間の1年間でした。学校の様子や子どもたちの頑張りをできるだけ「学校だより」でお知らせをしてきました。保護者の皆様には、いつも子どもたちの応援団として、温かいまなざしを向けていただきありがとうございまた。おかげさまで子どもたちは、本当にこの1年頑張ってくれたと思います。

今後とも、ご理解ご協力よろしくお願いします。

 

1年間、ありがとうございました