であいとつながりをもとめて

 

生徒会スローガン決定! 視 野 の 拡 大

   仲間のために行動する

             やさしさを持って~

 生徒会では、今年度のスローガン決定に向け、生徒全員よりとったアンケートをもとに、執行部を中心に話し合いをすすめてきました。そして、生徒議会や学級討議の時間等を使って話し合い、スローガン・方針が決まりました。20日(金)の生徒会朝礼の場で、執行部から説明・確認がありました。一人ひとりにとって居場所があり、仲間とつながっている実感のもてる、そんな六中をお互いに力を合わせて創りあげていこうという願いが込められていると思います。それが「周りを見て気が付き行動する。仲間のために行動できるやさしさを持とう!」という意味を込めてのスローガンとなったと思います。方針1~4は、そのスローガン達成に向けて学校生活の中で具体的に実践していく視点となります。

スローガン「視野の拡大 ~仲間のために行動するやさしさを持って~」

方針1:仲間の輪   支えあれば、仲間とつながれる!!

方針2:ルール    ルールを守れば相手も自分も笑顔になれる

方針3:メリハリ   自らの心にメリハリを・・・。

方針4:礼儀     礼儀を身につけよう、あいさつをしよう、仲間の輪を広げるチャンス

  この間、校外行事(校外学習・キャンプ・修学旅行)等で、六中生の「前向きに一生懸命頑張る力」「仲間の良さや意外な一面と出会い直せる力」を強く実感してきました。

だから、きっとスローガン・方針を生徒全員の力で達成してくれるものと考えています。

 

◆「救命救急講習」(1年)を実施しました救命救急講習会

 1年生では、19日及び20日の二日間で、「救命救急講習」を実施しました。「救命力世界一」と言われる豊中市の消防署より救命士の方に来ていただき、緊急事態と出会った時の行動のあり方そして人形を使って、心肺蘇生法の実地練習をしました。「こちらの説明を集中して聞いてくれ、しっかりやってくれました。とても良かったです。」と帰り際に、救命士の方からお褒めの言葉をいただきました。子どもたちも、「ありがとうございました。」と爽やかにあいさつをして別れていました。充実した時間となったようです。

 

教育実習が終わりました

  6月2日及び9日から、英語科に松尾先生そして美術科に田中先生と2人の教育実習生が六中に来てくれていました。緊張感いっぱいの中のスタートだったようですが、六中生の温かい関わりや清々しいあいさつに、とても元気をもらったと言ってくれていました。残念ながら、20日で終了となりましたが、最後に六中生に「メッセージ」を残してくれました。本当に、ご苦労さまでした。「二人とも、教員めざしてがんばれ!!」

 

★六中の皆さんへ

 3週間ありがとうございました!!

皆さんのお陰で楽しく有意義な毎日を過ごすことができました。6中に来るたびに新しい出会いや発見、気付きと巡り会い、本当に学ぶことが多かったです。

「change before you have to.」皆さんからいただいた学びを大学で形に変えていきたいと思います!

教育実習生 松尾 亜弥

 

★六中の皆さんへ

 毎日 とても楽しく実習させていただきました。

皆さんの笑顔とあいさつが原動力でした。2週間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。

 教育実習生 田中 温子

はばたけ 六中

 

  2年キャンプ(琵琶湖・マキノ高原)

              むく

努力はやっぱり69われた!

                    島村教頭 記説明を聞く

 6月10日(火)と11日(水)、滋賀県琵琶湖方面で、2年生が1泊2日のキャンプを行いました。皆の意見が集約されて決められたスローガンは「いいな69期生 努力は必ず69(むく)われる」。そして、集団行動を大切にする5つのルールが掲げられました。これを受けて、出発式では、「5つの中の特に『周りを見て行動する』を心掛けて、『いいなあの子の○○○なところ』というのをできるだけたくさん見つけて帰ってきましょう。」と話しました。

 ところで、「周りを見る」は、昨年の2年生のキャンプスローガンや、昨年度生徒会スローガンにも掲げられており、69期生のみならず六中生全体にとって継続している重要なテーマです。その意味は、大きく二つではないでしょうか。一つは、先生からの指示を受けて(コントロールされて)行動するのではなく、互いに仲間を見て、今何を為すべきなのかということに自分たちで気づき、伝え合い(セルフコントロールして)行動すること。もう一つは校長先生が言う「出会い直し」。友だちの良いところを再発見すること。

  それでは、教頭が見つけた「いいな69期生」を思い出すままに…。

■最初の集合時。真っ先に、前日まで欠席が続いて参加が微妙だったクラスメイトのことを気に掛けてくれたカヤック

■オーパルでのカヤックとドラゴンボート体験。カヤックを運ぶ様子を見ていると、二人組で力を合わせて運ぶ姿がほと  んど。でもふと見ると、ペアを見つけそびれて一人では運べず立ち往生している子。その横を一人で運べる力持ちの子が通り過ぎていく。どうするのかな…声かけてあげようかな…と見ていると、もうすでに自分のものを運び終えたが駆けてきて助けてくれました。

■マキノ高原民宿でクラス別分宿。夕食時、食事係でもないのにたまたまデザートを運ぶことになった、嫌な顔せず、むしろ人の役に立てることを喜んでいるかのような顔つき。後片付けは食事係任せにしないで、皆でしっかりと協働できていましたが、最後まで一人だけ残って「何か手伝うことはないですか」と聞いてきた食事係の

■二日目朝食後の部屋の掃除と後片付け。「よくできました」と労われて、「私が言わなくても他の人がやってくれましたから」とさらりと言ってのけた整備係の

■帰り支度の時、下駄箱で乾かしていた体育館シューズが何足か残っているのを見て、取り忘れている人に知らせてくれた

■オリエンテーリングでポイント探しに手間取り、時間切れで食材の人参をゲットできないまま最後に戻ってきた班。さぞ、くたびれて不愉快そうな顔で戻ってくるんだろうなぁ…どんな言葉をかけてあげようか…と案じていたけど、満面の笑みで「きょーとーせんせーおそくなりましたー」と。逆に癒されました。


 たった一人の目でもこんなにたくさんの「いいな」が見つかるのですから、69期生全員の目には数えきれないくらドラゴンボートいの「いいな」が見つかったことでしょう。

 さて個々の「いいな」もさることながら、本当に感心したのはトータルとしての姿。全クラスのレクを見て回るうちに実感できたのですが、69期生は、他者の気持ちを考えよう、相手を尊重しようという姿勢になれる子が多く、そして「優しさは伝染する」ものですから、集団に優しさが満ちているときが多い。だから飛び交う言葉に荒さがない。例えば用意されたゲームのルールが解りにくかろうが、司会者の説明が頼りなさそうだろうが、間違えていようが、そのことを責める声が聞こえてこない。むしろ、「えぇやん、えぇやん、とにかく一回やってみようや」と、司会者や前に出ているメンバーを助けてくれる声。このことが、教頭の心に残る最大の「いいな」でした。

  コントロールという面では、初日朝、集合時刻を過ぎても一向に集中できないままでいて、早くも指揮の先生から強ドラゴンボートい口調で注意が飛び、いきなり先生側からコントロールされる展開でしたが、以後はとても自律的な(セルフコントロールができている)二日間でした。

  良い面ばかりが目についたキャンプでしたが、目立たないところで、誤った言動をしてしまった人は、「周りを見て」、多くの人は正しい言動ができており、自分を含むごく一握りの人だけが誤った言動をしていることに気づいてください。自分の言動によって、嫌な思い、悔しい思い、残念な思いをさせてしまった人の存在に気づいてください。正しい言動をしている人は、「自分はちゃんとやっている」で終わるのではなく、「周りを見て」、誤った言動をしている人の存在に気づき、その人の言動によって、嫌な思い、悔しい思い、残念な思いをしている人の存在に、気づかせてあげましょう。

 

 69期生のこれからのさらなる成長に期待感高まるキャンプでした。