ジェンダー平等研修

教職員を対象に「ジェンダー平等研修」を実施しました。講師に、一般社団法人 glitter 代表理事の桜井秀人さんをお迎えし、「LGBT・セクシャルマイノリティについて」をテーマにご講演いただきました。

桜井さんからは、LGBTをはじめとする性の多様性について、具体的な事例を交えながらわかりやすくご説明いただきました。「10人に1人は男女という性別に違和感を持っている可能性がある」というお話に、私たち教職員一同、改めて子どもたちの背景に目を向ける大切さを感じました。

また、学校現場で見られる性役割に基づく表現(「男の子なんだから」「女の子なんだから」「おしとやかにしなさい」など)や、子ども同士の会話の中に潜む差別的な言葉(「オネエか」「ホモとかまじキモい」など)についても触れられました。こうした言葉を発する子どもたちが、悪意なく使っている可能性があることを知り、私たちがその背景を理解し、丁寧に対応する必要性を強く感じました。

研修では、当事者の子どもがいるかもしれないという意識を持ち、「相談しやすい学校づくり」を目指すための具体的な対応方法も学びました。

「みんなちがってみんないい」という言葉があるように、子どもたち一人ひとりの違いを尊重し、安心して過ごせる学校づくりを、これからも教職員一丸となって進めてまいります。