3月22日号

新しいステージへの巣立ち

 18日(月)、4年ぶりにご来賓もお招きして第53回卒業式を行いました。

 今年の卒業生は1年生の3月から4年間、コロナ対策で制限がたくさんある中、小学校生活を過ごしました。宿泊体験や修学旅行は予定通り実施できましたが、給食はついに向かい合って食べることはできませんでした。イレギュラー続きの6年間でしたが、それはそれで思い出深い日々だったことでしょう。

 式当日、5年生が演奏する『Go the Distance』の曲に合わせて入場し、地域のみなさまや保護者のみなさまが見守っておられる前で一人ずつ堂々と決意やお礼の言葉を述べ、卒業証書を受け取りました。全員が式に参加できたのが何よりでした。門出の言葉、別れの言葉、そしてみんなで合唱。どれも気持ちがいっぱい詰まっていて感動しました。

 少し肌寒い中でしたが、最後に運動場に花道を作って見送りもできました。新しい世界での今後の活躍を期待しています。

防災スローガン

  21日(木)、一中から防災スローガン入りの大きな横断幕が届きました。先日の出前授業の後、中学生が考えた4つのスローガン候補の中のどれがいいかを4校の児童・生徒でタブレットを使って投票し、得票数の多かったこのスローガンが選ばれました。写真では見えにくいですが、上段の『防災から未来へ』という言葉の両側には、かわいい10人の子どもの絵が描かれています。

 一中を中心に原田・豊島西・豊島北小学校区で手を取り合って、大人も子どもも一緒に防災について考えていきましょうというスローガンです。23日(金)の修了式で全校児童に披露した後、4月からは、北門や南門の近くに掲示したいと思っています。

1年間ありがとうございました

 昨年の4月は、まだ新型コロナ対策中で、入学式も保護者のみなさまと5年生の代表だけが参加するこじんまりした式でした。5月になり、新型コロナの5類移行でようやく規制は緩みましたが、次はインフルエンザも流行し始め、『一難去ってまた一難』の日々が始まりました。7月には3年ぶりの豊島北納涼祭が開かれ、校区にも少しずつコロナ前の賑わいが戻ってきましたが9月は暑さが続き、10月の運動会も暑さ対策のため例年より遅らせて実施しました。運動会を遅くした分、学習発表会もいつもより2週間遅れ。発表会が終わった途端、また、インフルエンザの大流行。練習時間確保のためマラソン会を延期しました。3学期は順調かと思いきや、またまたインフルエンザの流行。

 年間大きな行事は何とか全て実施できましたが、保護者のみなさまにはいろいろご迷惑をおかけいたしました。また地域のみなさまにもたくさんの見守りをしていただきました。学級休業は行いましたが、そのほか大きなけがや事故もなくこうして今日が迎えられますことは、学校のとりくみをご理解いただき、ご協力いただいたみなさま方のおかげと感謝しております。

 教職員一同、子どもたちの学力ややる気が少しでも高まるよう、相手のことを思いやり友だちと協力して仲良く過ごせるようにと指導をして参りましたが、不十分なことも多々あったことと思います。今後も引き続き、『人権尊重の精神を基盤として、創造性豊かで心身ともに健やかな調和のとれた子どもを育成する』という学校目標の達成のため、力を注いでゆきたいと思っておりますので、学校へのご支援をよろしくお願いいたします。1年間どうもありがとうございました。

春休み、安全で健康に

 明日から、春休みが始まります。4月からの新しい学年のスタートが上手くできるように、準備を進めておいてほしいです。そのためには、健康が第一。規則正しい生活をして、生活のリズムを狂わせないようにしてください。

 次は、安全です。春は気分も軽くなり、ついうっかりといつもはしないような危ないことに近づいてしまうことがあります。車道への飛び出しや自転車の事故など交通事故も心配ですが、今、最も恐ろしいのは、SNSの誘いに乗って知らない人に近づくことです。ゲームなどで知り合った人はもしかするとうその情報で騙している場合があります。安易にそのような誘いに乗らないよう、おうちでの声かけをよろしくお願いいたします。また、春は不審者情報がたくさん報じられます。家の人に黙って出歩かない、危険を感じたらすぐ逃げて助けを呼ぶなど、危険を避ける方法についても、学校でも指導しますが、おうちでもお声かけください。4月8日(月)の始業式に元気に会えるよう、安全で健康に過ごしてください。

緊急の場合 豊島北小学校までご連絡ください。