3月13日号

東日本大震災から13年

 2万2215人の方が亡くなったり行方不明となられた大震災。原発事故の影響で今も故郷に戻れない方が3万人近くもおられます。処理水・土壌改良の問題等課題は山積したまま年月が流れています。最先端の科学と技術をもってしても、元の故郷に戻すことは難しいです。原子力発電に頼らずに暮らしていく方法をみんなで考えなくてはなりません。

 能登半島の被災地でも復旧作業が進められていますが、ライフラインもまだ途切れているところがほとんどです。自然災害の恐ろしさをつくづく感じます。たくさんの方々の命や財産と引き換えに学んだ教訓を次の備えに生かしていきましょう。

 この機会にもう一度、地震が起こった時にどこに逃げるのか、どこに集まるのかについてご家族で話し合っておいていただけたらと思います。

第一中学校生徒会による『防災出前授業』

 3月1日(金)、第一中学校の生徒会執行部の8人が出前授業の講師として来てくれました。今年度、第一中学校では学校を挙げて防災教育に取り組んでおられます。東日本大震災の聞き取りや被災地の訪問、大学教授の講義、避難訓練、防災マップ作りなどいろいろな学習をされているのですが、その中で自分たちが体験したり学んだりしたことを小学生に広めるために来てくれたのでした。

  体育館に集まった4・5年生を対象に映像や寸劇を交えた防災クイズなど小学生にも分かりやすい形で教えてくれました。例えば、「遊んでいると、大きな地震が発生しました。あなたはどうしますか?」

 3択問題の解答例の寸劇は、リアルそのもの。楽しみながら、防災について学びました。この出前授業の様子は、3月2日(土)の読売新聞朝刊(北摂版)でも紹介されました。

6年生を送る会

 2月29日(木)の1時間目に行いました。全校児童が体育館に集まって送る会を行うのは3年ぶりです。

 トップバッターは1年生。お礼の言葉の後『ありがとうの花』の曲を手話付きで歌いました。運動会で使ったおそろいの花Tシャツが歌とぴったり合っていて素敵でした。

 2年生は、『音楽のおくりもの』の歌。2番は送る会用に6年生との思い出を替え歌にしてお礼の気持ちを伝えました。楽器や手拍子も入っていました。

 3年生は、卒業にちなんで『さくら』の歌。担任の先生の伴奏に合わせて精いっぱい心をこめて歌っていました。

 4年生は、6年生が4年の時に学習発表会で歌った『小さな勇気』の歌を贈りました。6年生も懐かしそうでした。

  5年生は、6年生が1年生の時、運動会で踊ったダンスを再現しました。その後、5・6年で一緒に『旅立ちの日に』を合唱しました。

 最後に全校で『心の中の宝物~友情・希望・勇気~』を歌いました。とても美しい歌声が体育館に溢れました。そして、大きな拍手で6年生を見送りました。

 卒業式まであとわずか。6年生には素敵な時間を過ごしてほしいと思います。

コンサートのおさそい 第2弾

 豊中出身の桝本さんが、1月に続いて5月に歌とピアノのコンサートを開かれます。今回も無料招待券を30枚いただきました。前回は子どもの分だけでしたが、今回は付き添いの保護者の方にもご利用いただけるチケットです。

 詳しい内容については先日配布したチラシをご覧ください。参加ご希望の方は、校長までお問い合わせください。

『心に届く歌とピアノ』コンサート

    日時 2024年5月3日(金・子どもの日)  開場:12:30  開演:13:30

    会場 豊中市立芸術文化センター 小ホール(アクア文化ホール)