7月12日号

平和講演会

 6月29日(木)に5・6年生が元教員の竹林さんから戦争中の豊中市の様子について聞きとりをしました。竹林さんは昭和20年には生後10カ月だったそうで、「戦争中のことは自分の記憶の中にはないけれど、これまで周りの人から聞いてきたことをみなさんに伝え、戦争がない世の中にしてもらいたいと思ってこうやって話している。」と仰っていました。お話と合わせて、克明小学校で保管されている焼夷弾の実物や戦争当時の国民服・鉄かぶとなどの実物、たくさんの写真なども見せてくださいました。1~4年生も展示を見学して、戦争が起こったらどんな恐ろしいことになるのかを学びました。

サウンドスクール

 7月6日(木)、5年生が大阪音楽大学の混成アンサンブル(オーボエ・クラリネット・トランペット・ホルン・チューバ)のお兄さんお姉さんの演奏を聴きました。多目的室での開催だったので、1クラスずつの貸し切り3公演。とても贅沢な演奏会でした。知っている曲が出てくるとノリノリで大きな声で歌ったり、手拍子を入れたりして楽しみました。生の演奏をこんなに間近で聴けることはめったにありません。とても貴重な体験ができました。音大の学生さんたち、どうもありがとうございました。

笹の葉さらさら~

 今年も校区福祉委員さんより七夕かざり用の笹(竹)をいただきました。

 1年生が色とりどりの七夕飾りや短冊をぶらさげました。校務員さんに作ってもらった土台にピンク色の筒がついた竹立てに立てると、教室前の廊下がとても華やかになりました。

 短冊に一生懸命書いたみんなの願い事が叶うといいですね。

夏休み プール開放について

 昨年度から、夏休み期間中の学校のプール開放は、放課後の子どもの居場所づくりと同じで豊中市の学び育ち支援課が行っています。今年度は、次の日程で行われます。詳しいことについては、別プリントをご参照ください。ご不明なことは、下記の連絡先にお問い合わせください。

 

7月31日(月)

8月1日(火)

8月2日(水)

8月3日(木)

8月4日(金)

9:00~

1年生

2年生

1年生

2年生

1年生

10:15~

4年生

3年生

3年生

3年生

2年生

11:30~

5・6年生

4年生

5・6年生

4年生

5・6年生

     ・開放時間は、1回45分間です。

     ・受付は、開始時刻の15分前からです。 必ず、所定の参加券(申込書)に必要事項を記入して持って来てください。

      参加券(申込書)がないと参加できません。

     ・天候や暑さ指数(31度以上)により、中止になる場合があります。中止の場合 はコドモン・学校の北門の掲示板・市のホームページでお知らせします。

 
 

  問い合わせ窓口    豊中市教育委員会事務局 学び育ち支援課 06-6858-2576

折り紙教室

 雨の日や暑過ぎて外に出られない日に校長室で折り紙教室を開いています。先日は右の写真の通り、椅子が足りなくなるぐらいの大盛況でした。

 折り紙教室では、自分の折りたいものを本から選んで決めて、説明図を見ながら自分の力で折っていきます。(どうしてもわからない時だけ、ちょっとアドバイスしています。)

 以前は、欲しい分だけ折り紙を渡していましたが、用意している折り紙があっという間になくなってしまうのと、一度にたくさん作ると作品を大事にできなくなるので、今は1回に1枚だけにしています。

 子ども向けの簡単な作品が載っている本ですが、1・2年生にとっては、自分で折り方の図や説明を読み解いて作るのはなかなか難しいようです。自分で何を作るのか決め、手順を踏んでものごとを成し遂げる……まさしく自学自習そのものです。楽しんで折っていくうちに図形の学習や手先の訓練ができるのも、折り紙の素晴らしいところです。折り紙の世界の楽しさを感じてくれたらうれしいです。

びわこ宿泊体験記

 6月22日(木)~23日(金)に5年生が滋賀県高島市に出かけた宿泊体験の特集です。

1日目(6月22日)

 早朝から、あいにくの雨。修学旅行のときと同じく体育館で出発式を行いました。雨の中をマリンフードプール横まで移動し、バスに乗りこみました。雨の中でしたが、たくさんの保護者のみなさんが見送りに来てくださいました。写真のような横断幕をご準備いただき感謝です!大きな荷物に希望を詰め込み、いざ出発!!

 バスに揺られて、長時間でしたがバスレクで大盛り上がりでした。5年生は、ノリが良く元気な時と、やる時はやるという真面目な時を使い分ける事ができる賢い学年だと感じました。

 さて、現地に到着したのですが、やはり雨・・・。雨プロを準備し、学年を2グループに分けての活動となりました。

 一つは、『お箸づくり』。滋賀県の伝統工芸である色鮮やかな粒の石が散りばめられその上に漆を塗り重ねたお箸を一人に二本ずつもらって表面を削っていきました。削っていくと中から奇麗な石が見えてきました。みんなそれぞれに世界にたった一膳だけの奇麗なお箸を作っていました。

 もう一つは、館内をめぐるクイズラリーをしました。先生たちの渾身のクイズを活動グループごとに協力して楽しんでいました。交代までの残り時間でドッチボールや綱引きもしました。綱引きは、なかなか本気の白熱した戦いに、神田先生も参戦。しかし、神田先生のチームが負ける波乱が起きました。

 次は、夕食のカレー作りです。昨年はしゃぱしゃぱのカレーになったグループもあったようで、さてどうなるか。インストラクターの話をよく聞いて作業に取りかかりました。火をつけるのが重要ではありましたが、どのグループも火加減よく強火で調理ができました。ご飯とカレーが出来上がり、みんな「美味しい、美味しい!」と食べてほとんど残さず食べました。自分で作ったカレーは美味しいですよね!

 1日目を締めくくるのは、キャンプファイヤー。曇りが続き、微妙な天気でしたが、担任たちのやらせてあげたいという思いも強く、砂浜のいくつもの大きな水たまりを埋める作業の結果、屋外のファイヤー場でキャンプファイヤーが行えました。各クラスからノリノリのダンスが披露され、見ている子どもたちもそれを盛り上げ、楽しい雰囲気が高まり最後は先生たちの寸劇&プリキュアダンス(可愛い衣装付き)。キャンプファイヤーはさらに盛り上がる中、終了を迎えました。

 1日目、けがや大きなトラブルもなく、無事に眠りにつくことができました。

2日目(6月23日)

 2日目の朝、天気は曇り。昨夜は、生まれて初めて家族と離れて過ごしたという子もいて、夜遅くまで寝付けなかった子、夜中から目覚めて眠そうな子がたくさんいました。しかし、起床時刻にはしっかり起こし、布団の整理、水筒洗い、シーツ返却、身支度など自分でしなくてはいけないことはきちんとこなさせました。

 まずは朝食。ご飯をお代わりして元気もりもりの子もいました。

 相変わらず曇りで気温・水温ともに低かったので、予定している『いかだ作り』や『水遊び』ができるか不安でしたが、ようやくゴーサインが出て、水着に着替えました。

 グループに分かれ、クラス以外の友だちとも協力して作業し一緒に取りかかりました。ロープで縛ったり、木と木を上手に組み合わせたりしてアイディア満載のいかだが完成しました。いかだが完成すると、早速乗り込んで湖へと繰り出しました。いかだに乗る人数が決まっているため、順番に乗り、順番待ちの間は、水遊び。中には、泳いでいる子も。寒いはずなんだけどなぁ、と思いつつ温かく見守っていました。琵琶湖でしかできない体験ができました。

 昼食メニューは牛丼。午前中の活動でおなかがぺこぺこの子どもたちは、「めっちゃおいしい。」「もっと食べたい。」と言いながら完食しました。

 いよいよ、びわ湖青少年の家での最後のプログラムの退舎式です。担当の実行委員からは、2日間の楽しい思い出が語られました。

 帰りのバスに乗り込む際には、、「あぁ、もっとここに居たい。みんなともっと楽しみたい!」などの声があり、子どもたちが満足できたことが伺えました。2日間様々な体験をして、子どもたちはぐんと成長したように感じました。この宿泊体験で学んだことを今後の生活でも生かしていってほしいです。