みなさくトピックス第26号~危機管理について~
【火災避難訓練】
豊中市では1月17日に市内一斉の防災訓練が行われました。本校区では独自に11月に地域でしっかり防災訓練が実施され、参加された方も多いのではないでしょうか。
学校では、1月14日(水)の2時間目の時間を使って火災避難訓練を実施しました。出火場所は理科室と想定し、第一発見者の教職員が非常ベルを押し、初期消火担当教職員が現場に行くと同時に、緊急放送で児童は担任の指示に従って速やかに非難をするという流れです。安全に安心して避難できるようにするために、子どもたちにとって大切なことは「静かに落ち着いて行動する」です。このことはこれまでの訓練で子どもたちには訴え続けていたことなので、今回の避難では全体としてとても落ち着いて静かに避難できました。
訓練の後は、各学年で事後指導を行います。写真はある学級が事後指導で、校内の消火栓を確認しているところです。出火があったとしても初期消火と速やかな非難と消防への連絡があれば、学校施設が大火事になることはほぼ考えられないと消防署の方からは聞いています。今後も、子どもたちの安心・安全を守るために、しっかり安全教育を進めていきたいです。

【情報教育講演会】
1月16日に、NIT情報技術推進ネットワーク株式会社 代表取締役の篠原嘉一さんにお越しいただき、情報教育講演会を開催しました。子ども達がSNSの正しい使い方を知り、ネットリテラシーを高め、正しい使い方を子ども自ら考えたり、ネットワークに潜む危険から自分の安全は自分で守ろうと感じる機会にすることを目的とした講演会です。この講演会は保護者の方の参加も可としておりまして、今回はお忙しい中を全体で30名程度の保護者の方がご参加くださいました。
篠原さんからは、「小学生が自由に使用できるSNSのアプリはないですよ」と冒頭話され、「SNS機能のあるゲームやアプリ」は使い方を間違えると、すぐに知らない人とつながってしまい、自分たちの情報が外に知られてしまうので、必ず保護者の方の了解のもとで使用しないといけないということをお話されました。
そして「見られて困ることは絶対に投稿しない」「会ったことのない人とゲームで話さない」というお話の中で、SNSで友達とつながって投稿した内容は、消去したとしても復元でき、子ども同士のSNS上でのトラブルが、実際に保護者同士の保障問題に発展してしまっているケースがあることも話してくださいました。
また、食事時間や遊んでいる時に長時間にわたるショート動画の視聴や長時間にわたるゲームを、幼い時期から続けていると依存症になり、感情のコントロールができない状況になるので、SNSもゲームも、保護者の方了解のもとで約束を決めて行うことの大切さを具体的に示してくださいました。
最後は、「今は動画やアプリ、そしてAIですべて自分の知りたいことがわかると思っている人が多いが、SNSやAIは自分にとって都合の良い情報が示されるので、偏った情報になってしまいがち。学校では、自分の知っている情報以外のことを友だちから教えてもらったり、自分の考えと違う友だちと意見を交換したりすることができることで皆さんの視野や考え方が広がります。」と話してくださいました。友だちの意見を聞くことで自分の視野を広げ、正しい情報を見極める力を養ってほしいと強く感じました。
講演会後、各クラスでは振り返りをしましたが、子どもたちはとてもよく聞いており、自分ごととしてとらえてくれた児童が多かったようです。あるクラスでは、宿題を配信するために担任がICT端末を給食中に操作している様子を見た児童が、「先生、給食中はだめだよ!」と指摘していたとの話を聞きました(笑)。
今回の講演は、子どもたちはもちろん、保護者の方々もハッとされることが多かったのではないでしょうか。私たち教職員も「危機感」を感じさせられる貴重なお話でした。篠原さんは、来年度もお越しいただくお約束をしました。今回来られた保護者の方は是非保護者の方同士のネットワークでお誘いいただき、来年度の講演会には多数ご参加くださいますことを心よりお待ちしております。


