1年生は、4月23日から給食が始まりました。入学した1年生が越えなければならない試練が「給食当番」「給食の準備と片付け」です。手をきちんと洗う、エプロンの着方とたたみ方、当番の役割分担、それぞれの配膳方法、食器の直し方・・・1年生は覚えることが満載です。毎日、担任の先生だけではなく、お助け先生や給食従事員さんのお手伝いも見守りがある中で、給食をしています。日を重ねるごとに上手になってきます。特に難しいのが、大おかずや米飯を食器に盛り付けることです。小さな手でしっかりお玉やしゃもじを持って、一生懸命配膳してくれています。

「おいしい」「これ苦手だけど頑張って食べる」など、楽しくおしゃべりしながら食べていました。モリモリ食べて、早く大きくなろうね。

配膳のようす

給食のようす1

給食のようす2

給食のようす3

給食のようす4

 

5年生では、家庭科の授業が始まりました。家庭科は、衣・食・住や、家族の生活に関して、実践的・体験的な学習を通して、日常生活に必要な知識や技能を身に着けます。また、その体験的な学習を通して、家族の一員として生活するうえで、子どもたち自身が生活の工夫をしようとするような態度を養うことが目標になっています。

今回は、ガスコンロの使い方についての体験的な学習です。

ガス栓を開き、ガスコンロのスイッチをひねり点火させます。火が付いたかを確認したらスイッチを切ります。そして、安全のためにガス栓を閉めます。この体験をグループで行っていました。

始めに、やり方をみんなで確認したうえで、グループに分かれて一人ひとり体験していました。

火が付いたら「おーー!」と感動の発声!

ガスのスイッチを初めてひねるときの緊張感、そして火が付いた時の達成感、体験的な学習ならではです。これから、調理実習でたくさんガスコンロを使います。安全に楽しく学んでほしいものです。

みんなでガスコンロの使い方を確認するようす

一人でガスコンロに火をつけるようす

 

また、算数では、大きな体積の学習で、1立方メートルの大きさを、実際に体験する学習が見られました。

本校カーブのある校舎ならではのスペース、5年生の階のホールを有効に活用し、教室で学習した1立方メートルの大きさを、子どもたちが作り上げます。先生から一本1メートルの長さのスズランテープをいくつかもらって、友だち同士で協力しながら床に貼られた1メートル四方の正方形も使って1立方メートルの立方体を再現します。できたらその立方体の中に子どもたちは何人入れるか試していました。

広さや大きさ、重さは、生活するうえで大切な概念です。その概念を、できるだけ体験的に学ぶことを繰り返すことが、机上での数字だけの学習に生かされます。

テープで作る立方体の中に入る児童たち