まず初めに水墨クロッキー(人や動物、静物を素早く描くこと)の練習として、先生がモデルとなって授業が始まりました。

その後、取り込んだお気に入りの写真をipadで白黒に変換し、それをモデルとして墨の濃淡を出しつつ自分の作品づくりに取り組んで行きました。

破墨法(先に淡い墨色で輪郭を描き、次にやや濃い墨色で輪郭の内側を塗りつぶし、ぼかしを入れて、最後に濃い墨色で要所、要所に輪郭線や塗りつぶしを入れて描く技法)や積墨法(淡い墨色でまず輪郭線を描き、その内側を、淡い墨色や少し濃い墨色を重ねながら徐々に濃い色にして描く技法)といった今まで習った技法をいかして描いていきました。

めあては「墨の美しさを味わおう」でしたが、それぞれ、モノクロの世界を楽しんでいました。