昨日は全校朝礼を行い、校長の話として以下の話を伝えました。

先週は2,3年生で宿泊を伴う行事がありました。2年生のみなさんは神鍋高原で1泊2日のキャンプに行ってきましたね。いかがでしたか。カッターやカヌーの体験、キャンドルサービスや飯盒炊飯などの活動を行ったと聞いています。

また3年生は2泊3日で長野県飯田方面と岐阜県高山方面に修学旅行に行ってきました。そこで田植えの体験やラフティング、ジャムやアップルパイづくり、高山市内の散策を行ってきました。2年生3年生のみなさんは家庭から離れ、仲間との時間を過ごしましたが、その活動の中で人とのつながりを大切にしてきたと思います。そのつながりをもとに、これからの学校生活より良いものにするために頑張っていきましょう。1年生のみなさんは宿泊の行事はありませんが、来年、再来年の宿泊行事のためにしっかりと学年のつながりを作っていきましょう。

さて、もう6月。6月は水無月(みなづき)といいます。漢字で書くと水・無・月ですが、6月は梅雨入りのシーズンだということを考えると少し違和感を覚えますね。実は、6月は水の月(「無」は「の」を意味する)で、田に水を引く月の意と言われます。6月は水の月。そろそろ梅雨入りです。梅雨時、集中豪雨が起こることも十分考えられますので、川の増水や土砂災害などに気を付けて下さい。

この6月は祝日のない月ですが、本校は6月23日(月)は学校がお休みです。この日は「創立記念日」です。本校は1982年に創立され、6月23日に開講式典を開催しました。その23日を創立記念日としています。そこから43年9千人を超える多くの卒業生を送り出してきました。この間、創立の年に制定され代々受け継がれてきた本校の「校章」の由来をお知らせします。創立当時本校の周りには竹藪が茂っていました。それで校章のデザインは「竹の葉」と「17」という字の組み合わせとなりました。その「葉」が3枚あるのは3校の小学校から集まって、17中をささえつくり上げていく姿を現しています。みなさんは、今までの17中の良い伝統を受け継ぎつつ、未来の17中のためにしっかりと今ある学校生活を充実しておくり、より良き伝統をつくっていってください。

また、この6月23日は沖縄慰霊の日でもあります。1945年 沖縄には米軍が上陸し、住民が暮らしていた場所で、米軍と日本軍が戦いました。空からの攻撃にくわえ、陸からは銃や大砲、火炎放射器で襲われ、海からは艦砲射撃で狙われました。爆弾が大嵐のように降り注いだことから「鉄の暴風」とも言われます。その中で県民の4人に1人が亡くなったといわれています。日本軍の組織的抵抗が終わったとされる6月23日を沖縄慰霊の日と定めています。そこで17中でも平和の学習に取り組みます。悲惨な戦争を繰り返さないためにどうすればいいのか考えてほしいと思います。