先週金曜日池田サポートセンターから講師の方をお招きして、2年生には薬物乱用防止について、3年生はSNSを通して加害者にも被害者にもならないためにという内容でお話をいただきました。

薬物乱用については、違法薬物はもちろんのこと、適法な薬でも大量に服用するなどの過剰摂取はたとえ1回のことであっても薬物乱用になるとのことでした。薬物を乱用すると依存性が高まり、薬への耐性がなくなってより多くの薬物をより頻繁に摂取するようになって心身の健康を著しく損なっていくということを話してくださいました。特に最近低年齢化している違法薬物として大麻が出回っているとのことです。「大麻」が高校生や中学生にも広がっていて、今では中高生の身近に迫ってきている問題です。そういう薬物使用にいたらないために、「薬物」使用の入り口の段階で、きっぱり「いりません!」「興味ないです!」と断る勇気が必要です。またそのような誘いがあったら、自分一人で抱えず家族や先生など周りの大人に相談することが大切とのことでした。

また、その大麻との出会いでよく使われているのがSNS。スマートフォンは情報を発信するのにも、情報を受け取るのにも便利なツールです。しかし、情報を発信する場合には人に見られて困る情報でないのか一度立ち止まって考えることが大切です。またSNS上に流れている情報を手に入れるときには、その情報が正しいものなのか、得て大丈夫な情報なのか危険に巻き込まれるものではないのかをよく考え判断することが大切です。万一トラブルに巻き込まれたら自分一人で抱えず、周りの大人や警察に相談することが大切です。