9月全校朝礼
今日9月の 全校朝礼を行いました。校長からは以下のような話をしました。
「今日は9月30日。4月から6か月がたち、1年のちょうど折り返しの時期です。17中の合言葉「人とのつながり大切に、笑顔の花を咲かせよう」のもと、クラスや学年、先生方との「つながり」を大切にしてきましたか。大切にするためには相手を思いやる気持ちを持つことが大切です。そのつながりをもとに、互いに支え合い応援しあって自分それぞれの目標に向かって頑張ってきていますか。ちょうど1年の折り返しの節目の時に振り返ってみてください。
さて、最近は気温も真夏のあの酷暑から少しおさまってきて、いよいよ秋に向かっていく感じが出てきていますね。先週の木曜日と金曜日は2学期中間テストでしたね。先週の朝のあいさつ運動のアンケートでは、テスト前の土日などの休み時間に結構皆さんが勉強に時間をかけていることがうかがえました。気温も穏やかになり、まさにこれからは「勉強の秋」。2学期中間考査での反省も踏まえながら、学習に力を入れていってください。また秋は「スポーツの秋」。10月9日の第44回体育大会にむけ、それぞれで準備を重ねてきていることだと思います。各係では練習を行い、体育大会運営の役割を担うため頑張っています。またクラスでは、応援パフォーマンスや応援旗づくりに頑張っていますね。この行事を通してお互いを大切に思って「人とのつながり」をしっかり作っていってほしいと思います。そして、やり切ったという充実感が持てるよう取り組んでください。
「勉強の秋」「スポーツの秋」と話をしましたが、ほかには「読書の秋」なんかがありますね。
また、秋はさまざまな収穫物が実ってくることから「食欲の秋」という言葉もありますね。
これからは新米の収穫があります。新米の値段はたかくなっているようですが、3年生のみなさんが修学旅行で田植えをしたコメも、そろそろみなさんのもとに届くんだろうと思います。新米以外に、サツマイモ、栗、きのこ、黒豆などなど食欲をくすぐる食材が旬を迎えるので「食欲の秋」という言葉も生まれてきたのだと思います。値段が高くなってきていますが、日本ではお金があればこのようにいろいろな食材が手に入って食欲を満たすことができます。
しかし視野を広く世界を見てみると、食べ物が手に入らず「飢餓」に苦しんでいる人たちも多くいます。では、どのくらいの人たちが飢餓に苦しんでいるのかといえば「地球を40人のクラスにたとえたとして、4人が飢餓に苦しんでいる」計算になるそうです。実は、現在の世界全体の食糧生産では、地球上の人全員を養えるだけの生産があるそうですが、なぜ飢餓があるのでしょうか。自然災害や紛争、戦争などで食糧が手に入らないということもあります。また貧困が原因で食糧が買えないということもあります。そのように飢餓で苦しんでいる人がいる一方で、先進国といわれる国々で問題になってる事柄に「フードロス」があります。フードロスとは、まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう食品のことです。日本のフードロスの量は、世界中で飢餓に苦しむ人々への食料援助量以上あるそうです。SDGsは、2030年までに貧困をなくし、より良い持続可能な世界を目指すための普遍的目標で、その17の目標の第2の目標に「飢餓をゼロに」があります。いま世界ではこのような状況があることを知って、一人一人何ができるか考えてほしいと思います。「食欲の秋」から話が飢餓にうつりましたが、現実なこのような状況にあることを知っておいてくださいね。」
校長の話の後「表彰」があり多くの人が表彰されていました。それぞれの分野で17中生がんばっています。
その後生徒朝礼に移行し、生徒会が運営しました。
生徒朝礼では、先日実施したペットボトルキャップ回収について、回収の量、回収したキャップがどれくらいのワクチンにかわったかの発表とともに、クラス別回収量の多い3クラスが表彰されていました。