中秋の名月
今日は中秋の名月。中秋とは、ちょうど秋の真ん中。そしてこの頃は1年を通して最も月が美しい時期といわれています。なぜ秋の月は美しいといわれるのかといえば、秋の空気は、水蒸気の量が春や夏に比べて少なく乾燥しているため空気が澄み、月をくっきりと夜空に映し出します。また、月の高度は冬に近づくほど高く、夏は低い。ちょうどよい角度の春は霞みがかかってしまいます。このように秋には月が美しく見える条件が揃うといわれています。ちなみに今日の月の出は夕方五時少し前、東の方向から顔を出し始めるそうです。ただし満月は明日とのこと。
この美しい月をめでる中国の風習が、平安時代に日本に伝わってきたといわれています。お月見のお供え物といえば、「月見団子」。また中秋の名月は、サトイモやサツマイモの収穫時期にあたることから、「芋名月」とも呼ばれ、豊作を祝う祭りのような意味も込められているそうです。
そこで今日の給食メニューは「お月見メニュー」。
ごはん・のっぺい汁・うさぎ型ハンバーグのケチャップかけ・ツナと小松菜のサラダ・切干大根の煮物・お月見団子
登録日: 2025年10月6日 /
更新日: 2025年10月6日