試行錯誤のその先に…(八中校区)
12月6日(土)気持ち良い冬晴れの中で八中フェスタが開催されました。
八中フェスタは地域教育協議会を中心に地域全体で準備し、八中・北丘・東丘3校の教頭先生が事務局となり全体を調整しながら実施します。
2019年のフルサイズのフェスタを実施した翌年からコロナ禍となり、実施は見送りを余儀なくされましたが、その間もフェスタの在り方を「あ~でもない、こ~でもない」とどうすれば開催出来るのか?またどのような形でれば実施までたどりつけるのか??など検討に検討を重ねてきました。
その成果が着実に今につながっている、とここ7年間の歴史をみてそう思います。
舞台発表あり、お店あり、展示あり、ものづくりコーナーあり、地域で活動する方々や八中の生徒たちがしっかりと運営していました。
そして、今年は『キッチンカー』をはじめて導入。お店の呼び込みなどは「キャリア教育」のもと八中の生徒さんが行いました。
そんな賑やかなフェスタですが、忘れてはいけないのがフェスタの原点です。
「きれいなまちにしよう!」ということからゴミ拾い活動が興り、その労働への対価としてこどもたちに豚汁と焼きそばが振舞われるようになったと言われています。ゴミ拾いの対価なので、豚汁も焼きそばもお箸なしお皿無なし、自前の物を持参がルールです。それは、『ごみ拾いをしたのに新しいゴミを出してどうする??』だからです。
一見きれいに見えるのですが、結構いろいろ落ちているもので、誰がどう捨てたのか人の背丈ほどの観葉植物が鉢ごと、公園の木々の剪定をしてそのまま忘れたのか大型の枝切りばさみ、そしてどこのお宅のものなのか?謎のドアノブ…などなど。
今年もその活動のおかげで、きれいな町はよりきれいに、100人近くで寄ってたかってごみを拾ったもくせい公園は、1年間でNo1きれいな状態になったことは間違いないでしょう(笑)
活動に参加してくれた子どもたちには、最後にしっかりと【豚汁&焼きそば引換券】を贈呈しました。(大人の方には‟なし”という非常に残念な通達も…(笑))
地域に集う活動、地域に住む人々が参画する活動、これからも持続可能な形で続いていってほしいと思います。
