5年生は毎年、講師の沖本先生から「もちあじ」についてのお話を聞く機会があります。

『自分の良いところは?』と聞かれても『う~ん…』とすぐに答えが出ないこともよくありますが、『あなたのもちあじは?』となると、どのように答えれば”自分らしいもの”になるのでしょうか。

「もちあじ」とは、物事や人物が持つ、他のものにはない独特の味わいや魅力、特徴をさす言葉です。具体的には、食品の本来の味や、人や作品が持つ固有のよさなどを意味します。(AIによる概要)

  

他の物にはない・独特・特徴、それはつまり=個性でしょうか。個性は良いところばかりではなく、短所や苦手なところも合わせてのもの。その個性が発揮される、受け入れられる、そんな場所(教室)になるには何が必要でしょうか。万が一、人を傷つけてしまうようなものならいくら個性だとしてもさすがに許されませんが、そうでなければ『あっても良い違い』ではないでしょうか。自分に合わないから受け入れようともせずに排斥しようとする(←これは正直子どもの世界よりも大人の方が強いように感じますが…)、『その(排他的な)考えはどうなのか?』と問えるような人権意識高く、相互理解や包容・受容という情操面をしっかり涵養できるよう、一人ひとりにとって『安全・安心な空間づくり』ができるように、ゆっくり・じっくりと啓発を図っていきたいと思います。