『便利』に使われないように…
毎年SNSについて(株)NIT情報技術推進ネットワークの篠原さんをお招きし、ウソのようなホントのこわ~い話をいただいています。篠原さんは、全国津々浦々からの要請を受けて、色々な学校でお話をされています。
”こわ~い”と言っても、正しい知識をもって適切に使えば何も問題ないのですが、使っている以上『便利の裏側に潜む危険』とは背中合わせなのかもしれません。
知らない人とつながる、課金、いじめなどなど、SNSの世界には様々な問題が起こっていますが、脳の発達や心のコントロールにも重大な影響を及ぼす可能性があることも非常に大きな問題だと思います。アプリなど、使用する年齢制限があることは脳の発達面に基づいたものですが、そんな制限は簡単に突破できることも事実です。
子どもたちが気を付ける、果たしてそれだけで良いのでしょうか?創り出したのは大人、与えているのも大人、ということは子どもに気を付けさせるようにするのも大人の役割ではないかと思います。
人間はどんどん便利を追求し、その便利を数多に実現させてきています。その便利を使いこなせているのであれば良いのですが、逆にうまく使われている(利用されている)ことはないでしょうか?
大人が与えているにもかかわらず『子どもが言う事を聞かないんです…』という話はよく聞きます。与えた以上は、大人がしっかり責任をもつ。大人も端末にしてやられているこの世の中、子どもたちだけに『頑張れ!』は正直難しいです。大人も脇を締めていかないといけませんね。
登録日: 2022年5月17日 /
更新日: 2025年10月29日
