『NTって何ですか?』というところから始まりますが、それは千里ニュータウンのニュータウンの略です。今回は、3年生がクラスを解体してまぜまぜ学習に取り組みました。

1年生から校区探検や地域のお店への訪問など、東町についての学習はこれまでにも生活や社会、また総合的な学習の時間にも取り組んできていますが、今回は3校が一貫になる事も含めた北町&東町全体の『NT』を学ぶカリキュラムを構成しました。

そのNTのことを長きにわたり研究・調査されてきたティスカバー千里の方々を講師にお招きし、NTの歴史から町の特徴、また子どもたち目線でのお話をしていただきました。

‟車と出合わず人と出会うまち”というフレーズの如く、通学路に信号はなく、谷の部分に車を通してその上を人が渡るなど、本当に工夫された安全な構造になっています。いつもは何気なく通っているもみじ橋はまさにその通りで、今の季節なら‟木に留まる鳥と同じ高さの目線で紅葉の木々を見ながら歩いている”とのことで、確かにその通り!!です。

 

子どもたちにとっては、3年生から社会が始まりますが教科書にでてくる決して広くない日本でもかなり広く、『ゆたかなゆめのあるまちとよなか』で豊中を学びますが、豊中でも行ったことがないところもたくさんあり、実感を伴って学ぶことは難しいところもあります。

今回のNT学習では、自分の住む町が学習の素材になることで、知ってる!という実感とともに、友だちと意見交流をする中で新たな発見!!もあったと思います。

このNT学習は北丘小でも北町バージョンで学びを進めています。北町VS東町…ではないですが、「わがまち紹介」ならぬ「わがまち自慢」で学びを交流できればと考えています。どんな形で交流できるのか、非常に楽しみです。