1学期のおしまいおしまい…
『1学期の始まりはじまり~』と言っていたのがもう70日以上前のこと、怒涛と奮闘の日々を過ごしていたらいつの間にかとおかげさまで終業式の日を迎えることができました。そして、昨年は暑くてオンライン終業式を行いましたが、今年は体育館に空調機器が設置されたので、暑さの修行なしに落ち着いて全員集合ができました。
『夏休みはなぜあるの?』の答えは『暑いから!』、さらに言えば『暑すぎるから!!』です。でも、せっかく学校が休みなので”学校生活では得がたい広い範囲で豊富な経験を得ること”と文部科学省も言っています(笑)
”夏らしい”と言っても人ぞれぞれのため、今回は『感動に出会える夏』にしてほしいと伝えました。感動の仕方も人それぞれですが、何か心が動くような感動体験(impressive experience)をと。遠い海外や国内旅行なども勿論ですが、身近にあることでも十分感動ポイントがあるかも知れません。
今回、ブルーインパルスとツバメについて色々考察して発見!したことを紹介しました。
ブルーインパルスは、大阪の上空を展示飛行するのは花ずきんちゃんも懐かしい大鶴見緑地で開催された1990年花の万博以来35年ぶり、さらには今からさかのぼること55年前、1970年の大阪万博以来だそうです。飛行機の図鑑で見ていたブルーインパルスの飛ぶ姿が、自分の目で見れたという感動を動画などで共有しました。
あとだれでも知っている、だれでも一度は見たことのあるツバメ。特に今の季節にはよく見かけます。さて、毎年夏本番を迎える前にはいなくなり、また春先から夏前にかけて戻って来るツバメは同じツバメかそうでないか?という素朴なギモンが浮かびました。
あまり広くはない国土といえど、人間にとってもツバメにとってもなかなか広い日本ですが、先生のマンションの駐車場の同じ場所に、毎年ピンポイントに戻ってきてくれるツバメたち。実は去年の親鳥ではなく、卵から孵った子どもたちの中の1羽~2羽である可能性があることがわかりました。(実際のところはツバメ本人に聞かないとわかりませんが…)そしてその小さな体で、命を削りながら何千km先の場所をめざして海を渡ることも。
何とな~く…、そこに興味・関心や好奇心を寄せればなかなか発見があります。シンプルにツバメがどんな旅をしているのか気になりました。終業式後、ツバメについて先生や司書の先生を訪ねてきた子どもたちがいたそうで、ひとりでも心が動いた子がいたというのは嬉しい限りです。
さて、子どもたちはどんな『夏』を体験して来てくれるのでしょうか?とても楽しみにしています。