卒業の木

3年生が退場します。

後片付け

花道準備

花道

花道2

 保護者の皆さま 式後に九中生の足跡「思い出ビデオ」を鑑賞いただいた後は、花道です。花道では卒業生が吹奏楽部生演奏をBGMに出て来たところ、最高の笑顔と惜しみない拍手で見送ってくださり本当にありがとうございました(下写真)。南町公園へ

 素敵な脇役達。~卒業式~

 卒業式には脇役がいる。1年生は教室の飾り付けを担った(上写真)。2年生は会場を設営し式に参列する。予行後、卒業式に出席する2年生に向かって、3年生担当者「3年生を代表して、お礼とお願いをします。素晴らしい会場を準備してくれてありがとう。そして、昨年、今の3年生が2年生だったときに話しましたが…主役はあくまでも卒業生です。だから”素晴らしい脇役”になってほしい。どんなに優れた映画でも、主役だけでは成り立ちません。脇を固める人たちの支えがあるからこそです。だから明日一日は脇役に徹してほしい。」

 2年生は奮起する。そうだ。君らが盛り上げなきゃ、一体誰が式を盛り上げる。式のなかで送別の歌「旅立ちの日に」を3年生のハートへしっかりと届けた。素敵な脇役を演じてくれた。2年生の合唱に涙する3年の先生方もおられたし。花粉症ではない。心に届く合唱は涙腺を刺激するのだ。また、司会「ただいまから卒業生が退場します!温かい拍手でお送りください。」では、担任の先生が花束を受け取った後2年生の拍手が退場する3年生の背中を後押しする(写真中)。It is blowing a good wind !惜しみない拍手、優しい拍手は会場の皆さんの心に記憶された。まだもう一仕事残っていた。会場の片付け(写真右)と”花道”だった。

 素敵な花道。 脇役や 花道飾り 拍手する ~ 花道とは、世の注目や称賛が一身に集まる華やかな場面や場所を指す。特に、人に惜しまれて引退する時は、「引退の花道を飾る」というが、九中で”花道”といえば、卒業式後に作られる道のことを指す。卒業式後教室で最後のHRをしている間、2年生徒と保護者の方で道を用意するのだ。生徒玄関から正門まで、両サイドが2年生と保護者で埋め尽くされる。今年は花輪君も7本用意しトンネルを作った(下写真左。いつでもどうぞ。3年生を待つ。待つ。待つ。主役はなかなか出てこないものと相場が決まっている。保護者がしびれを切らし「1組から出てくるんですね。」教員「はい、1組から出てきます」。準備万端整った。「出てきたで!」吹奏楽部の演奏が奏でられる。出てきたのは4組だった・・・4組が花のトンネルをくぐる(下写真中。予想外もまた感動!次は何組か?何組が出てくるかわからない楽しみがまぶたに追加された写真右。脇を固める花道で惜しみない拍手がいつまでも続いた。 

門出春 脇を固める 花道で