日めくりカレンダー  ろうか清掃  おそうじ「空」組

日めくりカレンダー(写真1)

壁・窓磨いて(写真2)

お掃除「空」組(写真3)

  いよいよ卒業間近。日を追うごとに卒業式が目の前に迫ってきます。カウントダウンの表示も、1日また1日めくられて後2日・・・(写真1)。 さて、昨日3月11日は公立一般入学者選抜学力検査の日でした。多くの3年生が気合いを入れて試験に立ち向かっていた頃、九中への登校組は1年間過ごした思い出の教室や廊下を、気合いを入れて清掃をおこなったのは当然の成り行きでした。大掃除後のおそうじ

  公立一般選抜

 前日に配付された”3年学年便りNO53号”は、受験生に応援のエールを送っていた。「①試験当日は、服装を整えて保護者の方にも確認してもらおう。②試験会場に30分くらい前には到着できるように余裕をもって出発しよう。③なにか困ったことがあったら落ち着いて、まず中学校に連絡してください。④受験票を忘れたら、必ず中学校へ連絡してください。受験する高校でも受付でそのことを伝えてください。欠席、遅刻(事故、急病など)、忘れ物の場合も中学校へ連絡をしてください。

 ※試験が終わったら・・・誰よりも心配しておられるのは家族の方です。寄り道せず気をつけてまず帰宅しよう。合格発表は3月19日(火)です。受験票はなくさないようにしよう。また、発表後も大切に保管しておこう。(合格発表の日には受験票が必要です。)」

 試験当日は朝早くから何かあった時のため3年生の先生方が学校で待機していた。幸いにも九中への連絡はなかった。”※便りが無いのは良い便り”であった。学年便りは頼りになったのである。

※便りが無いのは良い便り・・・遠く離れてしまって連絡がぜんぜんないけど大丈夫か?いや、病気になったとかであれば連絡してくるだろうから、連絡がないのは元気であるに違いないということ。

 立つ鳥脚を濁さず。

 頼りになるといえば九中への登校組である。登校後3年生の各教室で清掃が始まった。壁や窓を拭く(写真2)。3年某クラスでは朝一教卓に本日の段取り表(環境整備部作成)が貼られた。担任「今日は大掃除で出来なかったこと、やり残したことをやるぞ!男子は空組と名付けられた。宝塚っぽいネーミングに気合いも入る。空中を担当し(写真3)高所の掲示物をはがす。高い窓ふきやエアコンフィルターも掃除した。女子は地上の星となり黒板を拭く。隅々まで掃く。日ごろからきれいにしているので、そんなに手間暇はかからない。

 足下もチェックしよう。といっても自分の足を見るのではなかった。ここは”机さまやお椅子さま”である。机や椅子をひっくり返す。机や椅子の4つの足下はもやもやだった。もやもやとは何ぞや?煙や湯気などが立ちこめているのか?そうではない。ここでいう”もやもや”とは、実体や原因などがはっきりしないさまをいう副詞である。その実態を観察すると髪の毛とかほこりなどの塊であった。これは1年間苦楽をともにした机の”汗”といっても過言ではない。愛おしげにぞうきんで落としていく(左上写真)。もやもやはなくなった。すっきり。面倒なことを面倒と思わず楽しんでやる49期生が素晴らしい。こうして清掃後教室は何もかもなくなり4月学級開きの状態に戻った。後2日、教室は寂しくなったが思い出はすたれない。・・立つ鳥は脚を濁さない。

よく学び 遊びしかられ この部屋で