図書だより 

銀河鉄道の夜 

特別貸出 

図書委員会だより(写真1)

第1位:実物とPOP(写真2)

夏休み特別貸出(写真3)

 国会は22日の会期末を迎え、与野党の攻防が大詰めを迎えています。参院の定数を”6増”にする公職選挙法改正案とカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の行く末が・・・気になるところです。さて、1学期末を迎える九中では、「ポップコンテスト:主催 図書委員会」の結果が気になるところです。ポップは、視覚的に楽しみ「読書意欲」をかきたてるものなので、普段読書から離れている生徒に対して読むきっかけを作ってくれます。この夏休み、図書館の貸出冊数は”7増”が成立しました。懇談期間中の図書館

 POPコンテスト結果発表

 ポップを見てもらえることで、「あっ、この本かりよう」と、図書館に足を運んでくれることを期待している。6月某日図書委員への連絡があった。「ポップコンテストに向けクラスの人に呼びかけてください。作品はクラスの人から預かって、うらにクラス、出席番号、名前を書いてもらって提出してください。」ぞくぞくと、力作が集まってきた。今回は89作品。「図書委員みんなの力で、ポップコンテストを成功させましょう!」と放送室前に掲示をし、POPの投票は6/18(月)~22(金)までおこなわれた。その結果が図書委員会だよりで発表された(写真1)。入賞作品はただちにラミネートして図書館に展示された。最優秀作は「銀河鉄道の夜:宮沢賢治」。←たよりでは白黒ですが、実物はきれいな色で塗られています(写真2)。入賞作品も中々の出来映えだ。

 担当「POPコンテストでは各クラスの図書委員や図書委員からの呼びかけで各クラスの有志の人たちが自分のお気に入りの本のPOPを作成してくれました。ご協力ありがとうございました。これからも日常の中で本がさらに親しみやすい存在になっていきますように・・・。今後も図書委員会は本とみなさんを結ぶ仕事を頑張っていきます。」

 懇談期間中の図書館 

 懇談期間中の放課後、図書館は懇談待ちの生徒やクラブ開始待ち生徒で賑わいをみせる。涼みにくる生徒もいる。そんなおりの事件発生!!冷房が作動しなくなった。2,3分でキレる。お外は太陽がキレたのか、これでもかと照りつけ気温を上昇させる。酷暑はとまらない。冷房もとまらないで・・・。読書は涼しい環境が望ましい。「なんとかしなくちゃ」と学校司書の先生は閃いた。隣の部屋PC室から冷気を譲ってもらおう。PC室の扉を開ける。一陣の冷風が吹く。だがこのままでは図書館まで届かない。使われなくなった扇風機が呼ばれた。扇風機を仲立ちに冷気を運んだ。すぅー。涼気が図書館に吹き込み酷暑のなか、”読書”の幸せを一層際立たせてくれる。

 昨日から、特別貸し出しが始まった。夏休みは7冊増の10冊まで貸し出してくれる(写真3)。昨年度、一年生の貸出冊数は3234冊、二年生は1992冊、三年生は1200冊だった。学年があがるにつれ読書量が減るのはさびしいかぎり。夏休みは読書の絶好の機会でもある。是非読んでもらいたいおすすめ本が図書館で待っている。人は記録を更新すると嬉しいものだ。今日選んだ一冊は自己の読書量の記録を必ず更新してくれる。特別貸し出しは、九中生の干天(かんてん)の慈雨となるだろう。干天の慈雨(かんてんのじう)・・・日照り続きのときに降る、恵みの雨。困っているときにさしのべられる救いの手にたとえる。

夏休み 干天の慈雨 おすすめ本