第九中学校

九中からパラグアイへ（写真１）	届いた！教科書（写真２）	大喜び！教科書（写真３）

　九中にひょっこりはんと”感謝のお手紙”がパラグアイから届きました。九中と地球の裏側の国「パラグアイ」と何か関係はあるの？それがあったのです。一昨年生徒会が「パラグアイ」の日本人学校を支援したいとご家庭に眠っている”教科書”を集め、大阪ゆとりライオンズクラブをとおしてパラグアイへ届けたのでした。

　パラグアイへ教科書をおくろう！

　2017年ライオンズクラブから、地球の裏側、時差１３時間の国パラグアイ日本人学校が困っているという情報を得た生徒会執行部は動いた。今の三年生は思い出しただろうか。

　あれは2017年２月の全校朝礼だった。執行部「生徒会では、国際貢献ということで今度パラグアイへ教科書を支援したいと思います。パラグアイでは日系人が約1000名日本語を学んでいます。しかし教科書が不足しており生徒たちは20年前の物を使用しています。そこで公立小学校1年～中学3年（英語以外）の教科書を集めパラグアイへ贈りたいと思います。九中の“温かさ優しさ”をパラグアイへ・・・」。そういや、教科書を集めたな。2017年３月の修了式で最終報告をした。執行部「パラグアイ教科書支援ありがとうございました。目標の300冊を大きくこえ、1755冊も集まりました。高さにして14.5ｍになります、これもみなさんのおかげです。」年度が明け、ライオンズクラブの方々が教科書を段ボールにつめ九中から1755冊の教科書が”さよなら”をしパラグアイへ向かったのだった（写真１）。さて、今その教科書は・・・

　１７５５冊の教科書は今

　パラグアイ日本人学校からライオンズクラブへのお手紙・・・１パレット分の32箱及び画用紙１パッケージ、無事に本校に到着いたしました（写真2）。早速、午後の平日組（小学部）の児童生徒たちといろいろな箱を開封し、興味ある教材様々に大喜び（写真3）。放課後、図書委員たちが「大阪ゆとりライオンズクラブ寄贈」の印を貼って時間内での図書整理を始めました。「心のノート」、「新しい生活」「たのしい理科」など、国語の教科書以外で授業活性化のために役立つ教材ばかりで深謝です。日本語継承教育が今後とも充実した内容でありますように邁進していく所存ですので、今後ともなにとぞ温かくご支援ご理解のほど、よろしくお願いいたします。今回は、豊中九中の生徒たちを初め、皆様には本当にお世話になりました。深謝の気持ちでいっぱいです。

　ライオンズクラブから九中へのお手紙・・・当ライオンズクラブのメンバーの貿易関係の仕事のつながりからパラグアイの日本人学校にて教科書が不足している状況を伺い、何とかお役に立てないだろうかと始まった活動でしたが、時差13時間、地球の裏側の国の連絡や、数少ないパラグアイ便の確保・・・今回ようやく教科書が到着した事に安堵の気持ちでいっぱいです。そして 日本人会から頂いたお手紙、日本人学校から届いたお写真を拝見し、速くに住む日本関係の深い方々のお役に立てたことに我々ライオンズクラブのメンバーも大きな喜びを感じております。この活動の趣旨にご理解、ご賛同頂きました、豊中第九中学校の生徒会のみなさま、生徒のみなさま、先生方、関係者のみなさまの多大なお力により、この度の有意義なアグティビティが成功したものと思っております。心より深く御礼申し上げます。

パラグアイ日本から贈る助け愛