証書授与  花束贈呈  卒業の言葉

証書授与(写真1)

花束贈呈(写真2)

卒業の言葉(写真3)

 ~  第49回 卒業式  ~  3月14日(木)9時半、寒さも緩み明るい光の降り注ぐ中、司会「ただ今より、豊中市立第九中学校第49回卒業式を挙行いたします。」式は、証書授与(写真1)、学校長式辞、花束贈呈(写真2)と粛々とすすみ、「在校生送る言葉」、「卒業の言葉(写真3)」では中学生活の思い出が駆け巡りました。PTAの有志の皆さんが心を込めて手作りしてくださった白のコサージュを胸につけて、卒業の歌「手紙~拝啓十五の君へ~(下写真)」の合唱は、体育館の隅々にまで響き渡ったのではないでしょうか。卒業式の歌

 The wind is blowing

 ・・・The wind is blowing 風は49期生に吹き始めています。新しい人生に向かっての旅立ちに際して、49期生の皆さんに、メッセージをひとつ贈りたいと思います。それは、「便利は人を退化させ不便は人を進化させる。」という人類へのメッセージです。皆さんがこれから生きていく時代はますます便利な世の中になっていくでしょう。人類における「便利さ」は不便さへの工夫の歴史でした。便利になれば、それ迄多くの時間や労力を費やして行っていた事を短時間で手軽に済ませられ、時間的にゆとりのある生活が出来るようになったのです。私たちの祖先の歴史は、不便さを解消するための歴史だったかもしれません。(中略)面倒なことを喜んで実践する力が、脳の働きを活性化し、生きる力につながります。そういう意味では学校は面倒なところを解決し脳の働きを活性化できる場所でした。49期生のみなさんは、3年間を通じて「みんなが楽しい学年を自分たちでつくろう」という学年目標を掲げ、委員長会を中心に仲間づくりをすすめていました。これからの人生において、中学校での貴重な体験が皆さんの輝く青春につながると信じています。面倒なことや不便に直面したときこそ、九中パワーフレーズ「しなやかにつよく」が追い風となり、後押ししてくれるでしょう。It is blowing a good wind ・・・(学校長式辞より抜粋)。

 49期生 卒業の言葉 ・・・三年間、変わることのなかった通学路の風景を見るのも今日で最後かと、一歩一歩踏みしめて登校しました。私たちが期待と不安を抱き、この豊中市立第九中学校の門をくぐった入学式から、もう三年が経とうとしています。・・・先生方からいただいた様々なことばを胸に刻み、新しい環境でも頑張ろうと思います。こうして卒業式を迎えることができるのは、お父さんやお母さん、家族が支えてくれたおかげです。毎日朝早くに起きて、お弁当を作ってくれたり、クラブの試合を応援しに来てくれたり…。素直になれずに反抗して心配をかけたこともありました。でも、どんなときでも温かく見守ってくれました。私たちのことを一番に考えてくれていることは、しっかりと感じています。ありがとう。これからもよろしくお願いします。私たちは、自分を信じて前へ歩み続けます。今まで支えてくださった先生方、家族そして49期生全員に感謝し、卒業のことばとさせていただきます(卒業の言葉より抜粋)。

 卒業生たちは本日九中を巣立ちました。これもひとえに、日ごろより、本校を温かく見守り、ご支援してくださったご来賓、保護者の皆さまのおかげです。あらためてお礼申しあげます。

 とある保護者「大雨の入学式がつい昨日のことのようです。小さかった子どもたちが大きく育つ姿を見て涙がとまらない・・・素晴らしい卒業式でした。先生方、本当にありがとうございました。」「感無量です。胸一杯で言葉もありません。最後の思い出ビデオ(完結編)は、今日の様子?まで入っていて驚きました。素晴らしい内容のビデオでした。」

みんなが楽しい学年を自分たちで作った。