民俗学博物館入館  世界を学ぶ  6限国語 

民族学博物館入館(写真1)

世界を学ぶ(写真2)

6限:国語を学ぶ(写真3)

  Happy Birthday九中!48歳 薄曇りの空が出発の判断を鈍らせるような朝でした。延期か出発か。進むべきか、退くべきか、担当者はハムレットの心境です。天気予報をにらんで「雨はしばらく持つ。出発だ!」と判断し1年生は万博公園に出発しました。お昼から天気予報どおりの雨で「雨はしばらく降る。授業だ!」と担当者は判断し学校に戻りました。複雑な気持ちの1年生もいたようですが、明日は九中創立記念日です。創立記念日

 学び続ける1年生

 生徒達は当時を懐かしむ先生や万博を知らない世代の先生に引率され、モノレールに乗り込み移動を開始した。あっという間にモノレールの車中は、九中生専用列車?に変わる。気持ちも口も浮き足立つ。生徒たちの口が動きはじめる。おしゃべりする声も自然と大きくなっていく。先生の眉がぴくっと動く。班長がさらっと声をかけナイスなタイミングでざわめきを制御する。ここは、公共の空間だ・・・九中生はひとつ集団行動を学んだ。

 万博公園に到着。太陽の塔の前に並んだ。太陽の塔はいつもどおり1970年と変わりなくどっしりと構えておられた。クラス写真は構えずに”はいチーズ”と笑顔だ。公園内を横切り国立民族学博物館へ向かった。気持ち雨がぱらつくなか民族学博物館へと入館した(写真1)。ワークシートを班ごとに持ち、作品を見ながらの調べ学習を開始する。あちら、こちらで九中1年生が学びの場をくりひろげた。アジアゾーンではアジアの民族衣装を見て世界を学んだ(写真2)。たっぷり1時間半のワークを終え出口に向かう。外へ出るとそこは”雨国”だった。結構な本降りである。担当者は「先に写真を撮って良かったな」と自画自賛しつつ次の行程を考える。地下のスペースで腹ごしらえし雨の様子を見守った。1時過ぎ外はまだ雨・・・(機構・季候・帰校)を決断する。1年生は学校へ”授業を受けるため”舵を切った。2時15分丁度5限が終わる頃1年生は戻ってきた。さぁ、授業だ。6限目に間に合った。1組は民博を振り返る国語(写真3)、2組は音楽室でトランペットを奏で、3組は技術家庭で線を引き製図を学ぶ、4組は声高らかにカーペンターズの歌(英語)を聞く。5組は理科で、プロジェクターに”維管束”の絵を大きく映し、6組は数学何しよっか?と悩み、7組は他学年の国語の先生が担当で戻ってきたの?あなたたたちと、”とべカモメ”を学ぶ。学び続ける1年生、九中生はひとつ「予想外の展開」を学んだ。 

 創立記念日は6月1日 

  今年の九中創立記念日6月1日は金曜日である。九中生にとっては3連休となりプレミアムフライデー?さぁ、九中生であることを誇りに思い、48年の重みをかみしめ明日6月1日という日を有意義に過ごそう。

 では、九中48歳の誕生を振り返って見る。昭和45年(1970年)3月20日に第1期工事が、竣工同年4月1日 普通教室12、特別教室6の東館のみでの開校。入学式は、同年4月9日 新入生97名、翌年2月15日に体育館が竣工。開校時の生徒数は、新入生97名、2年生69名、3年生4名の計170名で45年度の卒業生は13名だった。昭和45年6月1日に校章が制定され、この日が創立記念日となった。現在51期生1年生は、278名である。創立記念日学校は開いているが、生徒は休み。もし映画の日だから上映ランキング1位の「名探偵コナン」に行こうと考える九中生がいたら、保護者と一緒に見に行きましょう(左上写真 昭和45年撮影)。

郊外や校内問わず学ぶ日に