オンライン交流 ~5年・学んだことをオンラインで伝え合おう!~
11月26日、刀根山小学校の5年生児童と阪南市立桃の木台小学校(大阪府スマートスクール実現モデル校)の児童が、ZOOMを使ってオンライン交流を行いました。両校の5年生はグループごとに指定されたZOOMミーティングルームに入室し、互いにあいさつを済ませると、本校の5年生が水産業について探究したことをまとめたスライドを、画面共有しながら発表しました。画面の向こう側では、桃の木台小学校の5年生が真剣に聞いてくれていました。
今回の取組では、5年生児童の主体的な行動を促すため、タブレット端末や座席の位置、発表の方法などを5年生児童に任せました。5年生が仲間とともにTry&Errorしながら、学んだことをオンラインミーティングで伝える経験を積んでほしいと考えたからです。
この画像は、オンライン交流中の児童の様子です。各グループは伝わりやすさを工夫し、タブレット端末の位置(画面共有用のメイン端末、画面確認用のサブ端末、ExcelやPDFにした原稿を表示する端末)や、自分たちの座席を調整しました。マイクやビデオのオン・オフはもちろん、入室後の名称変更、画面共有や画面の切り替えも、児童自ら進めることができました。
本校の児童が発表を終えると、桃の木台小学校の児童から質問や感想が寄せられました。質問や感想に真剣に耳を傾ける5年生の姿が印象的でした。最後には少し時間が残ったので、クイズやしりとりをして交流を深めました。桃の木台小学校の5年生の表情や反応を確認し、その場の雰囲気を感じ取りながら交流できたのも良かったです。
1人1台タブレット端末を活用することで、他地域の学校の児童どうしが少人数で交流することが可能となります。今回はオンラインのみでの交流ですが、相手を意識してスライドをまとめることや、他地域の児童が学ぶ姿を見聞きしてモチベーションを高めることなど、様々な学習効果が期待できます。
次回の交流(12月3日)では、桃の木台小学校の5年生が発表し、本校の5年生が聞いたり質問したりします。両校の5年生が、1人1台タブレット端末を活用した活動を通して、どのように成長していくかが楽しみです。