放送室にタブレットがある日常 ~委員会活動:児童のアイデアがカタチに~
本校の放送委員会はタブレット端末を委員会活動に常時使用しています。まずは放送原稿をWordで作成します。その後、児童がWordファイルをPDF形式に変換し、放送委員会チームに保存(MicrosoftTeams)した上で、担当教員のチェックを受けます。画像はTeamsに保存された原稿のチェック・アドバイスを受けている様子です。
その後、放送当番の日がくると、タブレット端末を放送機器のそばに置いて原稿を読み上げたり、放送機器につないで音楽を流したりしています。放送委員会チームには様々な音源が保存されており、学級での合奏などが放送されたこともありました。
ある日の給食時間の放送で「この声はだれでしょう?」というクイズがありました。すると複数の教員の声が順番に流れてきます。教室では「あ、〇〇先生や!」などと、盛り上がったそうです。非常に楽しいアイデアであるため、教員の声を録音・クイズにした放送委員児童に、どのようにしたのかを聞いてみました。1人ひとりの教員にお願いをして、Keynote(Apple)の録音機能を使い、その場で録音をしてもらったそうです。授業で習得したデジタルツールをもとに、自ら考えて行動し、委員会活動に活用しているのが素晴らしいですね。
本校では他の委員会活動・クラブ活動でも、ポスター作成・動画編集・音声収録・資料の保存・教員からの連絡など、様々な用途で1人1台タブレット端末の活用が進んでいます。児童の「〇〇に使えるのでは?」「〇〇に使ったら楽しいかも」というアイデアを教員がサポートしながら広げています。次はどのようなアイデアがカタチになるか楽しみですね。
登録日: 2024年10月4日 /
更新日: 2024年10月4日