本校教員による夏季校内研修 ~未来に出会う子どもを想って~
7月22日には豊中市立原田小学校にて、スマートスクール担当:梅川が夏季ICT教育研修の講師を務めました。原田小のICT教育推進担当者が、刀根山小の取組みを参考に、校務のICT活用・1人1台端末を活用した授業の実際を学びたいとの願いから、校内研修が実施されることとなりました。主な研修内容は以下の通りです。
『未来に出会う子どもを想って ~1人1台端末のチームでの活用を目指そう!~』
・ 1人1台端末チーム活用の意味 …端末で授業が変わる。子ども・先生が変わる。
・刀根山小学校の取組み …校務でのMicrosoftTeams活用・校内研究体制
・模擬授業① …MicrosoftTeamsの課題配付・ファイル共有や共同編集を活用した授業
・模擬授業② …SKYMENUCloudのビデオカメラ・グループワーク機能を活用した授業
原田小学校の教員の皆さんは、刀根山小学校の教員のチャレンジや、1人1台端末の活用による子どもたちの変化に熱心に耳を傾け、模擬授業にも前向きに取り組んでいただきました。画像は1人1台端末を活用した授業のイメージを話している様子、タブレット端末で動画を撮影しSKYMENUCloudにアップロード・グループで共同視聴する実習の様子です。
終始、非常に明るい雰囲気で研修が終了しました。原田小学校でのICT活用が2学期から、さらに進むことを応援しています。
また、7月26日には、大東市立氷野小学校でも、梅川が夏季ICT教育研修の講師を務めました。7月上旬には氷野小学校の教職員数名が本校の授業視察に訪れており、スマートスクールの指定を受けて、本校の取り組みを参考にしたいとのことでした。
氷野小学校の校長先生・教頭先生・SE担当の先生をはじめ、教員のみなさんは授業での端末活用に非常に意欲的です。今夏の研修では、ICTを活用した授業のバリエーションをさらに増やしたいという願いから校内研修が実施されました。こちらの研修でも、刀根山小学校の教員や児童のチャレンジを紹介し、ICTを活用した模擬授業を体験していただきました。氷野小学校での研修の様子は、大東市教育委員会ICT教育戦略課のホームページで紹介されています。ぜひご覧ください。
2学期からの1人1台端末を活用した授業づくりはもちろんですが、未来に出会うであろう子どもたちが嬉しそうに学んでくれる姿を想って、スマートスクールの取組みを発展させましょうとお伝えしました。
二つの校内研修会の他に、6月の「大阪府スマートスクール実現モデル校担当者連絡会」や7月の「豊中市子ども主体の授業づくりブロック研修」においても、本校の取組みを実践報告してきました。市域・府域での1人1台端末活用の啓発・推進も、スマートスクールの役割です。引き続き、他地域・他校でも再現可能な校内研究体制づくり・ICTを活用した授業実践づくりを進めていきたいと考えます。