2年生 インタビュー動画を見てグループでメモに書き出そう!
6月、2年生は国語の授業で、インタビュー動画を見てグループでメモを取り、それをもとに作文を書く学習に取り組みました。まず、2年生の児童たちは、学校で働くさまざまな人に仕事の内容についてインタビューをしました。1人1台タブレット端末がなかった時代は、インタビューを1回で聞き取り、何を話していたか相談しながらメモを書いていました。今年の2年生は、児童自らインタビューの様子を動画に撮影し、SKYMENU Cloudを通して共有しました。画像は、児童がインタビュー動画を視聴している様子です。
※本校は学習動画視聴やデジタルドリル(音あり)の使用頻度が高いため、6月に全校児童1人に1つイヤホンを購入し配付しました。
グループごとにインタビュー動画を撮影・クラウドに保存・共有することで、児童は動画を止めたり巻き戻したりしながら、自分のペースで聞き取ることができました。
さらに、SKYMENU Cloudの気付きメモグループワーク機能を使って、聞き取った内容をグループメモに入力していきます。入力されたメモは同じグループの全員に共有されます。その最中、ある児童がインタビュー動画を画面端で再生しながら入力できることに気付きました。担任が驚きつつ嬉しそうにその画面を学級全員に見せると、「すごい!」と歓声が上がりました。学級の全員がその方法を真似て、学習が進みました。このように児童が発見した新しい活用方法が広がる場面も、全校でよく見られるようになり、私たち教職員も多くのことを教えられています。
最後に、書き出したメモをSKYMENU Cloud発表ノートに取り込み、メモを並べ替えていきます。グループワーク機能を活用することで、聞き取りやメモの入力が苦手な児童も、友だちのメモを参考にしながら書き出したり、メモを追加したりすることができ、安心して学習に参加できます。児童はメモをじっと見ながら、ことがらの順序を考えて、メモを並べ替えていました。
2年生の児童が、最後まで集中力を切らさずに学習に取り組んでいたのが素晴らしいと感じました。また、動画視聴やグループワーク機能を活用することで、45分の授業時間中の大半が児童の活動が中心でした。(このような「子ども主体の授業づくり」を目指し、本校は豊中市校内研究推進事業の指定も受けています。)
この学習の後、2年生はタブレットに表示されたメモを見ながら、鉛筆で作文を書いていきます。順序立てて文章を書いていけるといいですね。