2024年度も本校が大阪府教育委員会「スクールエンパワーメント事業:スマートスクール実現モデル校」に指定されました。この事業では、個別最適な学びと協働的な学びを実現するため、一人一台タブレットを使った教育活動や情報活用能力の育成のための指導の充実に取り組み、児童の学力向上を目指します。今年度は大阪府内の15の公立小中学校がスマートスクール指定を受け、府域共通の学力課題に取り組み、その成果を普及・発信することが期待されています。指定に伴い、取り組みを進めるためのコーディネータ的な教員定数が1名配置され、昨年度に引き続き梅川が担当します。

 9月12日(木)には、大阪府内の教育関係者を対象に学校公開を予定しています。本校ではこれまで、ICT教育の推進体制を整え、豊中市教育委員会と連携・予算措置を受けながら、全学年・全学級での1人1台のタブレット活用を進めてきました。(昨年度までの取り組みは下記リンクをご覧ください。)

 ★本校スマートスクール特設ページ

 今年度は、【児童が学び方を選びとる授業づくり】を重点テーマに据え、1人1台タブレットを有効に活用し、児童がより主体的に学べるように研究を進めていきます。これらの取り組みの様子や実践事例を、9月の学校公開、府・市のウェブサイト、本校ホームページ等を通じて発信して参ります。

 さらに、ICTも活用した教職員の負担軽減や働き方改善も進め、無理のない範囲で、楽に楽しく1人1台タブレットの活用を進めることも目標としています。このページでは児童のタブレット活用の様子や教職員のチャレンジを、学校関係者だけでなく保護者・地域の皆さまにもできる限り分かりやすく発信し、大阪府域でのタブレット活用推進に貢献したいと考えています。2024年度も本校スマートスクールの取り組み推進に、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 さて、こちらの画像は4月9日の「リモート離任式」の様子です。リモートで行うことで教室の大型モニタに離任の挨拶をする教職員の表情や声を見やすく投影することができました。代表児童が言葉や花束を贈ったり、全校児童が画面に向かって手を振ったり、離任する教職員が教室に行ったりして、別れを惜しんでいました。

 本校は大規模校であるため、式や全校集会などを体育館や運動場で行うと、移動と整列に時間がかかってしまいます。短い時間の式・全校集会はリモートやオンデマンド配信を行うことで、移動や整列の時間を大幅に短縮し、次の授業の準備に児童と教職員がゆったりと入れるのがメリットです。ICTを効果的に活用し、少しでもゆとりの時間を生み出していきたいと考えています。