4年生 社会科「デジタルごみレポート」を作ろう!

今回は4年生での取り組みを紹介します。

4年生は、豊中市伊丹市クリーンランドに見学に行く前に、ごみを減らす方法を考えることで、目的をもって見学できるように計画しました。今回は事前に、1人1台端末に入っている「SKYMENU Cloud 発表ノート」に、「思考ツール(シンキングツール)」を配置しておきました。「思考ツール(シンキングツール)」とは、分類・比較・関係づける・順序立てる・構造化するなど、ものごとを整理して見えやすい形で表現するためのツールです。子どもたちは考えたアイデアを、Y字に分かれた思考ツールに整理・表現することができました。その後、担任の指導のもと、似ているもの・ちがうものを話し合い、分類することができました。思考ツールを使うことで、話し合いの基準が明確になりやすくなりました。

思考ツールの例1思考ツールの例2

授業のようす1授業のようす2

次に、話し合ったこと、見学して学んだことをPages(Apple)を使って「デジタルごみレポート」を作成します。(※下の画像は4年生の児童が作成した「デジタルごみレポート」です。)

デジタルゴミレポート

Pagesはレイアウトがしやすいツールですので、子どもたちもレポートの仕上がりをもとても喜んでいます。一連の学習を通して、4年生の学年に応じた情報を整理する力、情報を活用する力を育みたいと考えています。なお、今回の授業は、大阪府の別のスマートスクールの実践事例をベースに、本校の子どもに合わせて考案しました。同じスマートスクールどうし、府内市内の学校どうし、ICTに関わる情報共有していくことも、スマートスクール事業の目的だと考えています。