6年生 国語科 防災ポスターをつくろう! ~「メディアセンター」を活用して~

6月には6年生がApplePagesを活用して、防災意識の向上を呼びかけるポスターを作成しました。1学級45分✕4コマでPagesの操作をマスターし、内容をインターネットや図書資料を活用して、防災ポスターをまとめることができました。この学年は4年生の時はSKYMENUCloud発表ノート、5年生の時はMicrosoftPowerPointを活用しまとめ学習をしてきたこともあり、ICTツールの操作に慣れているため、 短い時間で効率よく学習が進みました。(現在、成果物を教室前ろう下に掲示しています。初めてのPagesの操作など身に付ける技能が多い中、入力が苦手な児童もがんばって作成していました。)

児童作成の防災ポスター「噴火の被害とその時の対応」児童作成の防災ポスター「地震の備え方」

 

また、本校が今年度から実用化を進めている「メディアセンター」で学習を進めました。

 「メディアセンター」とは、従来のパソコンルームと図書館の機能と教室での学びを一体的に進めることを目指した空間です。(※画像参照:6月1日時点での構想図。)

メディアセンター構想 読書センター機能・学習センター機能・情報センター機能

 

昨年度のうちに本校3階のパソコンルームの機器を整理・アップデート・補充、必要な図書資料を設置、1人1台端末と合わせて活用できるように準備をしてきました。

 6年生児童は、目の前のパソコンで目的をもってサイトを開き、必要な図書を選択して調べます。自分の手元では1人1台端末を開き、写真を撮影したり、出典を記載したり、調べたことや自分の考えを入力したりします。(※画像は休み時間にメディアセンターで仕上げの作業をしている様子)

図書とパソコンを使って調べ学習をしているようす

 

スマートスクール担当や学級担任のタブレット端末の画面が、目の前のモニタに提示され、レイアウトや内容に優れた児童の作品や、Pagesで作成する上で必要な技能を紹介することが可能です。

 ポスターが完成したら児童はファイルをPDFに変換し、MicrosoftTeamsの指定されたフォルダにアップロード、ICT支援員が印刷、教室前に掲示します。作成したポスターやPDFに変換しフォルダに格納することも、小学生のうちに身に付けさせたい情報活用能力の1つです。

 4月から動き出したばかりのメディアセンター構想実現のために、校内にメディアセンター構想検討委員会を設置し、スマートスクール担当、学校図書館司書、司書教諭が定例の打ち合わせを重ね、少しずつ実践を進めているところです。