本校の校内ICT研修体制~少しずつ、みんなが・・・~

子どもたちにICTを活用した授業や支援を行うためには、教職員のICT活用力向上が不可欠です。しかし昨今よく報道されているように教職員の業務は多岐に渡り、ICT活用力を高める時間の確保も課題となっています。

 そこで本校ではスマートスクール加配が中心となり、30分以内のICTミニ研修を、月間に4回程度実施しています。育児や介護等の事情がある教職員にも配慮し、同じ内容を複数回実施するようにし、参加できる日を教職員が選べる工夫をしています。毎回の研修にはICT支援員が個別サポートに入るようにしています。5月はスマートスクール担当の梅川だけでなく、学級担任の岡村教諭、音楽専科の中津留教諭が研修講師を務めました。そうすることで、教職員がお互いに得意な分野をしえ合う雰囲気が高まります。

 4月~6月には、主に以下の内容を行いました。

 ・SkyMenuCloudの基本的活用方法&オンライン配信の方法

 ・Wordの仕事術 ・タブレットドリルの配布や学習ログの確認方法

 ・GoodNotesでの教材づくり ・Teamsを活用したデジタル教材の共有方法

 このような取り組みを一昨年度から少しずつ取り組むことで、教職員のICT活用力の向上を目指しています。その成果もあってか、SkyMenuCloudやタブレットドリルのログイン回数・活用回数が、市内の小中学校平均の2倍~4倍を記録してきました。

 全てのミニ研修の内容に共通する目的は「教職員が効率よくICTを活用し、少しでもスムースに授業や支援を行うこと」です。

 働き方改革とICT活用力の向上を両立することも、本校がスマートスクール実現モデル校として目指しているところです。

 ※写真は研修の様子です。パソコンルームで、時に談笑しながら楽しく学んでいます。刀根山小の先生たちも、子どもたちと同じように学び合っています。

パソコンルームでの研修のようす1パソコンルームでの研修のようす2