62期生のみなさん、卒業おめでとうございます。

本日は、大阪府議会議員、豊中市議会議員のみなさま、そして小学校校長先生、学校評議員のみなさま、地域団体のみなさま、

PTA役員のみなさまにご臨席いただいております。いつも学校を応援、ご支援いただき、ありがとうございます。

保護者の皆様、本日はご臨席を賜りまして、ありがとうございます。また、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。

これまで、本校の教育にご支援、ご協力をいただき感謝申し上げます。至らぬ点も多々あったかと思いますが、ご容赦いただき、

62期生の卒業を、ともに、心から祝福したいと思っております。

さて、卒業生のみなさん、みなさんの学年だよりの表題には、すべての、なかまを、おもいやる、ナイスな、62期生、

頭文字をとって、すなおな62期生、が書かれていますね。いつも、みなさんは、自立した学年だなあと感じていました。

3年間の中には、苦しいことや悲しいこと、つらいことなどあったと思いますが、行事や学習に積極的に取り組む

素晴らしい学年だと感じていました。

沖縄の修学旅行では、平和公園で平和宣言を行いました。一部紹介します。

戦争は何も変えられない、何も解決しない、私たちから幸せを奪うものです。戦争を二度と起こさないために、国や人種に関係なく、

互いに尊重し、個性を受け入れ、今ここに争いのない生活に感謝し、平和に対してのこころを忘れずに精一杯生きていきます。

と締めくくりました。

今年度のノーベル平和賞は、被団協 日本原水爆被害者団体協議会 が受賞しました。

長年の核兵器廃絶を訴えてきた活動が評価されました。戦後80年が経過し、今、被団協がノーベル賞を受賞したことは、

世界の危機感を表しています。今、世界では、紛争や戦争が起こり、核兵器を使用するかのような姿勢を見せているケースも

あります。本当に平和の大切さが問われている状況です。

みなさんは、ここで学んだ平和に対する心を忘れずに、自分には何ができるのか、考えて、主体的に行動して、

責任をもって社会を変えていける力を育んでください。

先日の合唱コンクール、とても良かったです。1年前と比べて、みなさんの成長が感じられる合唱でした。

今日歌う、春はいま、踏み出そう、新しい夢を信じて、忘れないで、どこにいても、つながっている の歌詞にあるように、

この学年のつながりを大切にしてください。

みなさんの中には、学校になかなか登校できなかった人がいます。人との関係で悩んだ人もいます。突然病気になった人もいます。

悩んだり、苦しんだり、困ったりしたときに、支えとなるのは仲間とのつながりです。

今日、卒業式を締めくくる皆さんの合唱、楽しみにしています。

この七中は1年後には庄内よつば学園として再編されます。学校の名前は変わりますが、皆さんの頑張りは次の学年、

次の学校に受け継がれていきます。新しい学校になっても、いつでも顔を見せに来てください。

新しいステージに踏み出す皆さん、新しい出会いがあり、人とのかかわりが増えていきます。みなさんが学んだことをいかして、

より良い環境、だれもが安心して過ごせる環境、互いが成長できる環境を作っていってください。

私たちは、これから一歩踏み出すみなさんを心から応援しています。

みなさんの家族もあなたを応援しています。たくさんの人があなたを応援しています。予測できないほど、楽しい未来があなたを

待っています。希望をもって、自分を大切に、周りの人を大切に、1日1日を大切に過ごしてください。

卒業おめでとうございます。