学校評価アンケートの結果について
令和3年度(2021年度)学校評価アンケート結果について
12月に実施しました学校評価アンケートにつきまして、回答にご協力いただき
ありがとうございました。
特徴のある質問と結果及び分析・改善方策、今後の方向性について、以下のとおり
まとめましたのでお知らせいたします。
自由記述につきましては、一部文言を修正して記載しました。
厳しいご意見を教育活動への激励ととらえ、教職員一同、力を合わせて取り組んで
まいりますので、引き続きご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
1.質問項目の結果について
A.よくあてはまる B.どちらかといえばあてはまる C.どちらかといえばあてはまらない
D.あてはまらない E.わからない
番 |
質問 |
A |
B |
C |
D |
E |
1 |
子どもは授業がわかりやすいと言っている |
6.4% |
48.6% |
31.3% |
4.4% |
8.8% |
2 |
子どもは授業でわからないことを先生に質問しやす いと言っている |
9.2% |
42.2% |
28.9% |
10.0% |
8.8% |
3 |
子どもはほぼ毎日家庭学習をしている |
9.6% |
23.3% |
41.8% |
23.7% |
1.2% |
4 |
子どもは学校に行くのを楽しみにしている |
20.9% |
49.4% |
19.7% |
6.4% |
2.8% |
5 |
子どもは学校に友だちがいると言っている |
50.6% |
41.0% |
4.8% |
2.0% |
1.2% |
6 |
子どもは学校の行事を楽しみにしている |
32.1% |
42.6% |
16.5% |
5.6% |
2.4% |
7 |
子どもは部活動に楽しみながら意欲を持って参加している |
35.7% |
34.9% |
16.9% |
9.6% |
2.0% |
8 |
先生は子どもに関する相談に適切に対応している |
20.5% |
46.2% |
14.9% |
4.0% |
14.1% |
9 |
先生は社会のモラルやルールについて適切に指導している |
16.5% |
53.8% |
10.4% |
4.0% |
14.9% |
10 |
先生は子どもをよく理解している |
14.5% |
50.2% |
17.3% |
4.4% |
12.9% |
11 |
学校は家庭との連携を適切に行っている |
14.9% |
55.8% |
15.7% |
2.0% |
10.0% |
12 |
学校からのお手紙やお便りなどはよく読んでいる |
18.1% |
49.4% |
25.7% |
4.8% |
1.2% |
13 |
学校はホームページやお便りなどでよく情報を発信している |
6.4% |
43.4% |
25.7% |
2.4% |
20.9% |
14 |
学校の教育目標を知っている |
4.8% |
24.9% |
32.9% |
8.8% |
27.7% |
15 |
通知表は子どもの学習の様子や達成度をわかりや すく伝わるよう工夫している |
11.2% |
61.8% |
17.3% |
1.6% |
7.6% |
16 |
学校は校内の学習環境の整備や美化活動を適切に行っている |
8.4% |
55.4% |
16.5% |
0.8% |
18.5% |
17 |
学校は子どもに人権を尊重する意識を育てようとしている |
11.6% |
49.0% |
16.9% |
1.6% |
20.5% |
18 |
学校は食事の重要性など食に関する指導を適切に行っている |
6.0% |
30.9% |
27.7% |
8.4% |
26.5% |
19 |
学校は子どもに将来の進路や職業について考えさせ る機会を設けている |
13.3% |
43.0% |
19.7% |
3.2% |
20.5% |
20 |
学校は子どもに体験活動や自治活動を通じて社会性 や自立心を養おうとしている |
10.8% |
49.8% |
15.3% |
4.4% |
19.3% |
2.分析・改善方策について
【質問1 質問2:授業が分かりやすい 質問しやすい について】
(結果)分かりやすい、質問しやすいと肯定的に回答した割合が50%強、一方、
あてはまらないと回答した割合は36%強と、一定数の生徒が授業で困って
いる現状がある。
(改善)授業の進め方や話し方、ICT機器や黒板の使い方など、興味関心の高ま
る工夫を進めていくことが必要である。
【質問3:毎日家庭学習をする について】
(結果)毎日家庭学習すると肯定的に回答した割合は33%、あてはまらないと回答
した割合は65%と、昨年と比較して否定的な回答が15%増加している。
家庭学習の習慣が定着していない。
(改善)家庭学習への働きかけが必要である。なぜ学習するのか、目標を持ち、
復習から始める、時間を決めるなど具体的な家庭学習の方法を働きかける。
【質問5:友だちがいる について】
(結果)学校に友だちがいると回答した割合は90%強と良好な交友関係を築いて
いるが、否定的な回答をした割合が7%ある。
(改善)良好な人間関係の構築に向けて、丁寧に一人ひとりを見守っていく指導が
必要である。
【質問6:行事を楽しみにしている について】
(結果)肯定的に回答した割合は75%、コロナ禍で思うように行事ができない中で、
生徒は友だちと一緒に作り上げることを楽しみにしている。
【質問8・質問10:先生は子どもの相談に対応している、理解している について】
(結果)あてはまると回答した割合は67%と、教員は子ども理解の視点で対応して
いる。一方、否定的な割合が20%ある。
(改善)相談しやすい環境づくりや教員と生徒のより良い信頼関係の構築が必要
であり、関係改善に向けて働きかける。
【質問11・12・13:家庭との連携、お手紙などの情報発信 について】
(結果)学校は家庭と連携している、学校からのお手紙やお便りを読んでいると回
答した割合は70%と昨年より5ポイント減少しているが、保護者は学校のお
手紙や情報発信について関心が高い。
(改善)学校は保護者との連携を密に、積極的に情報発信をする必要がある。
【自由記述:文言は一部修正しています】
・一部の教員において不適切な発言があります。子どもが不快に思っています。
・子どもが「おかしい」と言ったことは耳を傾けてください。
・授業がわかりやすい先生もいれば、分かりにくい先生もいる。教科ごとの回答欄を
設けてはどうか。アンケートの質問の範囲が広く答えにくい。
・テスト前の問題集の量が多く、提出のために追われて、テスト勉強に時間を費やす
ことが難しいと聞く。
・宿題を家でしているのをあまり見ない。毎日課題を出してほしい。
・子どもが手紙を出さない。出すときはまとめて出す。いつお手紙があるのか、手紙を
配付した時はメールで伝えてほしい。日々の様子をHP上にupしてほしい。
・校内で英検を受けることができるようにしてほしい。
・三者懇談では、学校生活だけでなく、学力や進路についても話してほしい。
・コロナ禍で行事の変更は理解できるが、定期テストに重きを置いて、日程調整をし
・コロナ禍で活動が難しい中、学校はよく工夫している。子どもが一番苦しい思いを
しているので、子どもの意見を尊重した教育活動をお願いしたい。
・コロナ禍でありながら、子どもが楽しく学校に通えているので、感謝している。
・全員給食になるのは残念です。アレルギーが心配です。
・全国学力学習状況調査の分析についてのプリントに「家庭で取り組んでほしいこ
と」が記載されていた。家庭で実践していきたい。
・学校に行くのが楽しいというようになり、学年の雰囲気が良くなっていると感じてい
【今後の学校教育の方向性について】
・教員の生徒に対する不適切な言動は絶対に許されません。生徒一人ひとりの人
権を尊重した学校運営に取り組みます。
・子ども理解を深め、子どもの心情に寄り添った、きめ細かな指導に取り組みます。
・教員によって分かりやすい、分かりにくいという声を真摯に受け止め、学校全体で
興味・関心の高まる、分かる授業づくりに取り組みます。
・全員給食については、次年度に説明会を実施するなど丁寧に進めていきます。
・丁寧な情報発信に努めます。次年度、学校と家庭をつなぐ新たな連絡ツールが導
入される予定です。