『ひろがり(通級指導教室)』のご案内  令和5年(2023年)4月25日

新年度がスタートして2週間が経ちました。新入生は新しい中学校という場所、仲間、そして2、3年生は新しい学年、

クラスメイトに少しずつ慣れてきた頃でしょうか。

さて、今年度も『ひろがり(通級指導教室)』は皆さんが学校生活をもっともっと楽しく過ごせるように

サポートしていきたいと思っています。このおたよりでは『ひろがり』についてお知らせします。

Q1 何のための「教室」ですか?

昨年度、七中に新設された教室で、小学校では『おおきな木』、中学校では『ひろがり』と呼ばれ、

学校の中で困ったこと、助けて欲しいことがある生徒のための教室です。

今年度より豊中市の小学校中学校すべてに配置されました。

Q2 どんな人が対象ですか?

学習上または、生活上の困りがある生徒が対象です。

友だちとコミュニケーションが取りにくい。

不安や緊張度が高くて自分の思いを人前で話せない。

「読むこと」「書くこと」に難しさを感じている。

黒板をノートに写すのに時間がかかってしまう。

計算は出来るのに漢字が覚えられない。

話を聞いていてもすぐに忘れてしまう。   

予定を立てたり、ものや時間の管理をしたりすることが苦手。

他者の視点で考え、他者の感情を理解することが難しい。 など

※ 支援学級に在籍していない生徒が対象になります。 

Q3 どんなことをしていますか?

それぞれの苦手な部分(聞くこと、見ること、書くこと、話すこと、、、)を改善するためのトレーニングや

心や身体を休めるストレッチなどを行います。

本人・保護者・学級担任などと一緒に取り組む課題や時間、回数を相談して内容を決めていきます。

⇒ 主体は本人です。本人にとって「いい時間」になるように計画を立てます。

また、昼休みに教室を開放しています。昨年度はたくさんの人たちが昼休みに気分転換に遊びに来ていました。

授業の間の休み時間は相談事がある人がいれば開放しています。

Q4 どのように申し込みをしますか?

担任の先生か直接、下記担当にご相談ください。

「話を聞いてみたい」「どんな教室か見てみたい」という希望があれば見学していただくことも可能です。

Q5 入級から退級までの流れ

本人、保護者の方、担任の先生と面談をし、何に困っているのか、どんな力をつけていきたいか、お話を伺います。

クラスの時間割をもとに『ひろがり』に通う曜日や時間を決めます。

週に1回、2週間に1回など、回数は本人に合わせて臨機応変に決めていきます。

『ひろがり』での指導が必要なくなったとき、退級になります。

Q6 場所はどこですか?

職員室東側横の階段を2階に上がって左側にある教室です。

 

お子さまの気になること、困っておられることがありましたら、1人で悩まずに誰かに相談してみることで

何かヒントが見つかるかも知れません。ぜひ、お気軽にご相談ください。